*[ SG side ] ページ4
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「ヌナはどうしていつもいつも」
グギは俺の担当メイクが好き。
でもあいつはそれに気付きながらも奴を野放しにしている。
気持ちに応えるつもりはないのは丸わかりなのに、期待させるようなことばかりする。
ほんと…罪な女だ。
「それでヒョン!さっき何の話してたんですか??」
「ヌナとこそこそ笑って。僕見てたんだから」
報われない恋なんかやめて幸せにしてくれる奴と恋したらいいのに。
グギはいつでもお前を待ってるのに。
そう思うからグギとあのメイクの関係を変えたいと思ってしまう。
グギが眠れない夜、彼女が奴を寝かしつける役目を担ってるのは知ってる。
でも好きでもないのによくやると思う。
彼女はよく分からない。
「別に何でもねぇよ。それよりお前、今日もアイツに電話しただろ」
「案の定俺のメイク中死んだ魚みてぇな顔してたぞ」
「お前ってほんと……酷いやつ。笑」
さっきは分かりやすいとか言ったけど実際はグギもよく分からない。
グギが夜中に電話した次の日は、必ずあのメイクはジミン絡みで何か起こる。
それも悲しいことばかり。
今日はジミンの彼女がいた事を知らされ、
それも22日記念日の相談までされていた。
絶対何かあると思う。
でもグギは何も知らないと言う。
「僕は何もわからないです。」
しらを切る。
本当に酷いやつだ。
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作者名:ふとんふ | 作成日時:2019年2月12日 23時