野坂悠馬とその親友

12話 ページ20

西陰「野坂さん、月原さん！竹見が脱走しました！」

貴女「(*'へ'*) ﾝｰ今行くー」

ロビー

野坂「君がこんな事をするなんてね」
座り方が気になるが…黙っておこう

竹見「こんなこと……？」

野坂「君は自分がやった事の重大さがわかっていないようだ」

竹見「ただ自由になりたかっただけだ。何が悪い！」

野坂「アレスの天秤は人の育成を完全に管理するシステムなんだよ。君がやるべき事を決めるのは、君じゃない」

竹見「俺のやることは俺が決める！システムに決められるなんて耐えられるかよ！」

(ꈍεꈍ (ꈍ□ꈍ (ꈍㅿꈍ (ꈍ罒ꈍ﹡) ｸ〜ｿ〜ﾈ〜ﾐ〜♪マジで寝みぃ
つうか、飽きたこのやり取り

野坂「チャンスをやる。今なら、まだ目をつぶってもいい。僕だって上には報告したくない。心を入れ替えてチームのために力を尽くしてくれるかい？」

竹見「……嫌だ。俺は漫画だって読みたいし、テレビだって見たい。アレスプログラムで全てを禁じられるなんて、もうたくさんだ！」

野坂「そんな小さなことのために君は全てを失うつもりかい？」

野坂「僕達は人の未来を背負っている。僕達が結果を出せば、世界は変わるんだ」

竹見「どう変わるっていうんだ！優秀な人間が生まれるだけで、どう変わるっていうんだ！」

竹見のそれはわからんくも無いʬ( ´･֊･` )ʬ

西陰「人の頭脳と精神の進歩はあらゆる事を変える。多くの技術革新は、世界の経済を変える。医療はさらに進化し、多くの難病で苦しむ人の命を救える。有能な政治家達は、戦争という浪費を無くし、人の憎しみも消える事だろう」

話しムズい(。-`ω-ก)ｳｰﾝ
よく分からん( °◃◦)

野坂「いいかい。僕達のやっていることは、世界を良い方向に導く事なんだ……」

野坂「僕達は、この手で世界を変えるんだ……」

竹見「そんなことは俺の知った事じゃない！野坂君は何も感じないの？もっと色んな事をやりたくないの？サッカー以外の遊びをしたり、ゲームをしたり、好きな子とデートしたり！」

野坂「デート……」

えっ…悠馬がデートに反応した(失礼)

竹見「俺、会いたい人がいるんだ。だから、こんな所に居たくないんだ」

野坂「会いたい人……君はその子の事が好きなのかい？」

竹見「そうだよ、好きだ。彼女と会いたいんだ。なんて言うか、死ぬほど会いたいんだ！」

野坂「死ぬほど会いたい？へえー。でも、おかしな言い方だね。死んだら会えない……。そうだろ？」

野坂「行っていいよ」

竹見「え？」

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