平成を跳ぶっ！橙さん♪

-*7-* ページ37

涼介side




急遽薮ちゃんから呼び出されて何かと楽屋に戻ると、大ちゃんからお話があり。



大ちゃんがそんな思いをしてたなんて知らなくて、気づけなくて、自分に腹が立つと同時にその犯人にも腹がたった。




大ちゃんを泣かせやがって…


それに、大ちゃんが助けてって、俺らに助けてっていった。



こんなの滅多にない。



大ちゃんは基本的になんでも自分に溜め込んじゃうから、助けてなんてよっぽどのことがない限り聞かない。



なのに助けて、そうはっきりと発した。



それほど怖かったんだと思う。



でも俺らの前では笑顔振りまいて



前から少し元気ないなーっとは思ってたけど、言っても見事にかわされるのはわかってたから



あえて言わなかった。それがいけなかったのかな。



でも、大ちゃんが自分の言葉で助けてって言ったんだ。



俺らは助ける、それ以外選択肢はないよね…？




その犯人を捕まえて、もとの元気なかわいい大ちゃんに戻ってもらわなきゃ！







〜数日後〜



撮影中に大ちゃんをスマホで盗撮してるやつを発見。



声をかけ無事大ちゃんストーカー事件は解決！




有「…あのっ！みんな！助けてくれて…ほんとーにありがとうっっ(ニコッ」



はい、可愛い笑顔いただきましたー。



全員のハート、やられましたー。



7、END

-8-*→←-7-*

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す