平成を跳ぶっ！橙さん♪

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大貴side




おでこにピタッと冷たいものが貼られた感覚がして目を覚ました。


「んぅ…」

目に映る、山田の顔。

大ちゃんおはよ、って言ったから、おはよ。って返した。


くん、と息を吸うと、山田の匂いがした。


あ、ここ山田の家なんだ、迷惑、かけちゃったかな？


って、少し心配になったけど、その必要はなかったみたいだ。笑


山「大ちゃん！なんでこんなになるまで黙ってたの！いつも無理しちゃ駄目だってやぶひか夫婦に言われてるでしょ！」


やぶひか夫婦…笑



山「まぁ、説教は治ってからにして。体調はどう？大ちゃん、熱39度あったんだからね？」

あー、そんなにあったんだぁ


「ﾝﾝｯん〜さっきよりは楽かな…ｹﾎｯ迷惑掛けてごめんね…？」


山「っ、平気だよ！むしろ迷惑掛けて！咳、出てきちゃったね？もう一回寝たら？」

「…うん、やまだも居てくれる？ｹﾎｹﾎｯ手、繋いでて…？」

山「う、うん…////」


山田がぎゅって手を握ってくれたから、俺は眠りについた、



涼介side




ねぇどうしましょう。

この子、熱39度もあったし、


何より弱っててすげぇ可愛い。




どうしよう。


こまるわ、その可愛さ。


特にやばかったのはぁ、あのぉ、やまだもいてくれる？
のとこ！あのとき、布団キュって目の下辺りまで引き上げて、熱で火照ってるほっぺをちらっとみせながらうるうるなお目々で見つめてきたからね！？



破壊力はんぱなさ過ぎてやばす。


咳がでてきたみたいで、今は寝ちゃってるけど寝顔がまたかわいいもんで。




大ちゃんはそれから3日後、完全回復！


もう無理しないでね…？


「山田看病ありがとね(ニコッ」

ばっきゅーーーーん。

山田涼介、5歳児にハート射抜かれました。←

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