平成を跳ぶっ！橙さん♪

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大貴side




っあ、あんな高いところに女の子がいる…


えっ、あ、今ね、お散歩に来てたんだけど…


木の上に、なんか女の子がいるの。


ここ、人通りも少ないし、なんかあったら危ないよね…


「ねぇー！なにやってるの〜？」

女の子「ｸﾞｽｯ、あのね、風船が気に引っかかっちゃって、取りに来たらね、降りれなくなっちゃって…ｸﾞｽｯ」


なるほど、そういうことか！


んー、どうしよ、はしごみたいなのはないし…


ここは男として！

「じゃあ、お兄ちゃん受け止めるから、落ちていいよ！絶対受け止めるから！おいで！」

女の子「うぅ、怖いよぉ…」

「だぁいじょうぶ！お兄ちゃんを信じて？ぜーったい受け止めるから！ね？(ニコッ」


女の子「うん、わかった！お兄ちゃん、行くよ？ゼロで手ぇ離すからね？いくよ！さーんにーいちーぜろっ きゃぁっ」

「うぉわっ」


ドサドサッ

「ててて…大丈夫？」

見事にキャッチできましたぁ俺に拍手〜


女の子「うん！お兄ちゃんありがとうっ！」

「もうこんなところに登っちゃだめだよ？」

女の子「はーい！お兄ちゃん、バイバイっまたねっ！」

「うん！バイバーイっ」


女の子に手を振ったあと、俺は立ち上がろうと左手に力を入れた。


ズキッ

「っい”…たぁっ」


なん、だろ、左手が痛い…！

ズキズキズキ



あ、俺もしかして…気づかなかったけど…


捻挫した？

俺はさっきの出来事を脳内で逆再生した。



あ、ここだ、


女の子をキャッチして、コンクリートに倒れ込んだとき！


あのとき俺、腰もうったから、あんまりわかんなかったけど、そうだ、左手も少し痛かった。


その証拠に、親指あたりに擦り傷ある


やっば、全然気づかなかった〜、



さて、これどうしましょう。


骨折とかは…多分してない。


普通の捻挫…であることを願うけど…


病院行くの嫌だし…(嫌いだもん)


だからといって、メンバーにいうと病院強制連行されそうだし、まず心配されたくないから言いたくもない。



秘密、にしとこ。



つーか、手だし、わかんねーよな！


とりあえず今日は帰って湿布はっとこ！



明日くらいには良くなってんでしょ多分！←

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