気付かれなくていいの (ページ7)

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私のせい。ページ7

Vさんは私の指にTATAのキャラクターのカットバンを貼ってくれた。迷惑ばっかりかけているのにそんな風に笑ってくれるなんて親切すぎるよ。。

うつむいていると、申し訳なさそうに
v「CHIMMYちゃん持ってなくてさー。。ごめんね？？」
って顔の前で手を合わせるVさんに、こちらこそ申し訳なくて

「かわいいです！！あ、ありがとうございます。。」
気の利いたことは言えなかった。

そんなこんなでまた2人で練習をし始めた。

v「めっちゃ上手くなったよ！！チンチャべりぐっ！！」
私に親指を立てて褒めてくれる。

私は自分が嫌いで、何事も上手くいったことがないから、褒められることに慣れていない。

褒められても自信ではなくてプレッシャーに感じてしまう。

午前中が終わった。

v「ご飯いこっ！！」
Vさんは本当に楽しそうにダンスをするし、今も楽しそうに私の腕を掴んで食堂まで引っ張っていく。

ジミンさんに言われた、そんなにひっついてたら疑われるって言葉を思い出して、思わずその手を振りほどいた。

v「？？」
悲しそうな顔をしているVさんに
「す、すみません！！私となんて絶対ありえないとは思います。。けど、だけど疑われちゃってオッパに迷惑かかっちゃったら辛いので。。」

v「ジミンが言ったこと気にしてる？？大丈夫！！練習生の僕の妹だと言えばいいでしょっ！」

ええーーー。。。びっくりです。そーゆーことじゃないですよね？？
Vさんってやっぱり。。4次元？？笑

再び腕を引っ張って食堂まで連れて来てもらったけど汗

ジ、ジミンさんだ。。
私たちに気づくと、
jm「やっぱ2人なんかあるでしょ？」
って真顔で。怖すぎる。

「な、なんにもないんです！！すみません！！」
声を絞り出す。

v「ジミナぁぁ。なんでそんな怒るんだよーー。。絆深めないとオーディションに(あなたの名前)ちゃん合格させてあげられないでしょ？？」

jm「この子のせいで僕たちBTSのイメージが壊れたらどうする？？考えて行動してる？今は売れ始めて大事な時期じゃん。お願いだよ。ヒョン達も困らせたくない。。」

v「わかったよ。ごめん。ごめんね(あなたの名前)ちゃんも。。俺って大胆だったかなあ？？笑笑」
笑顔引きつってます。Vさん。

jm「テヒョン？？真剣に話してるんだよ？」

なんか妙に傷ついてしまって、いてもたってもいられなくなった。
出会った人みんな私から離れていく。
いつもそうだよ。
あの頃もそう。

逃げるようにして食堂を飛び出した。