気付かれなくていいの (ページ26)

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一人食堂。ページ26

マンションに着くと、
v「楽しかった？？」
ってニコって笑った。

「はい。とても！！」

スター達と過ごした今日は一生忘れないです。。

v「よかった！！ジンヒョンも喜ぶし、それに特にジミ。。あーー喜ぶからまた連れてくからなー？？笑笑」
ん？？なんか言いかけた？？

まあいいや。

「さすがにもうお世話になれませんよ！！」

v「いーのいーの！！」

オーディションが終わってしまうということはテヒョニオッパとこうして話せるのもあと少しだってこと。
ジミンさん怒ってないといいな。
もうすぐで、関わらなくなるはずなので、お許しを。。

せめて、ちゃんと合格しよう。
心に決めた。

もうすぐオーディション。
私はテヒョニオッパに手を振りながら、部屋に入った。

翌日の練習では、一曲通して踊った。
仕上げにかかる。
明後日はソンドゥク先生の最終テストでその次の日がオーディション本番。

緊張しちゃいます！！

お昼休憩。

一人で食堂に行く。
今日はテヒョニオッパはいない。

テヒョニオッパは他のグループの先輩にランチに誘われていて、私が行ってくださいと言うと、申し訳なさそうにしながら、事務所ビルから出て行った。

一人で席に着く。
私の手元にはヘルシーランチ。
リバウンドしないように必死なんです！！

もぐもぐと食べていると、向かいに誰かが座った。

びっくりして顔を上げると、
無言でご飯を食べるジミンさんがいた。

なななな、なんでそこ座るんですか？！
すみません！！またなんかお怒りでしょうか？！

頭の中がパニクってジミンさんを呆然と見つめていると、
jm「痩せたね。俺が余計なこと言ったから無理した？？」

ええ。正直ゆうとそんなとこです。。
嬉しいか微妙。。

「アイドルになるために、努力しないとって思って。。」

jm「ふーん。で、テヒョンに好かれたいってわけ？？」
やっぱこわいよおお。。

「すみません。この前は！！テヒョニオッパのことも宿舎のことも本当にすみません！！
でも、オーディションが終わったらもう近づかないって約束するので、どうか今はテヒョニオッパに教えてもらうのを許してください！！」

私が急に全力で謝ったから一瞬びっくりした顔をして、
jm「終わったら、テヒョンとはもう会わないつもりなの？？」

「はい。。」

jm「ラインも消せるの？？」
なんでそんなことまで。。

私は手放そうと思えばなんでも手放せるような人間。

でもテヒョニオッパに出会って、変わってきた。