気付かれなくていいの (ページ20)

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ソンユンは友達ページ20

「離してください。」
優しくされるのも、褒められるのも重荷にしかならないの。

出会った頃のように敬語で言う。
「お願いです。」

ch「もう少しだけいい。。？？」
小さく呟いたソンユンはいつもと違う。

私にすがるようにぎゅっとする。

これは冷たく突き放しても無駄かな。。
もう嫌だよおおお。。

自然な洗剤のような清潔な匂いが鼻に付く。
なんかソンユンにこんなことされると、気持ち悪い。
友達だと思っているからだ。
それはソンユンも同じだよね？？

解放されると頬をつねられた
ch「誰にでも優しくしてたら、ろくな男につかまらないぞ。」
私から目をそらして言う。

「誰にでもなんてしてないもん。。」

ch「無意識にしてるよ。俺のこと恋愛対象じゃないだろ？友達だとか思ってんだろ？」

「あ、当たり前だよ。。」

ch「だったらもっと冷たく突き放せよ。あまえたくなるじゃん。。」

「どうせ離してくれなかったくせに。」

ch「そこまでお前にこだわってねえよ。」

「うっわ！！抱きしめておいてそんなことゆうの？？ばーかばーか！！」
もう知らないって言ってリビングに歩いていく。

帰る準備をしたソンユンが、リビングのソファで寝てしまっていた私の頭をポンポンとする。
ch「話聞いてくれてありがと。あとギュってさせてくれてありがと。モチモチで気持ちよかったぞ。」
変態か！！

「えっち！！」
心の声は出ちゃうもん。

ch「うるせー。またな。」

いみわかんない友達はかえってゆきました。

あああああ何もされなくてよかった。。。
実は怖かったってゆうね。。

安堵していると、

～♫

テヒョニオッパから電話がかかってきた。

なんか声が聴きたくなって急いで出る。
v「もしもし？？----
「オッパあぁ。。！！----

声が重なる。

v「どしたんだよお？？泣いてるの～？？」

ううう。
優しくしてくれるからって私甘えすぎだ。。

「そんなこと。。ないです。。」

v「明日帰れることになったから！！その時話聞くからねえ～？？今日はちゃんと寝るんだよお～？？」
落ち着かせるような優しい声が聞こえる。

「はぃ。。おやすみなさい。」

v「おやすみぃ～。」
眠たそうな声だった。

寝ぼけてる？？
泣いてたのも忘れてくれ。。

疲れてるのに毎日感謝です。

とりあえず、明日からの練習には来てくれるし
やっと完全な練習ができる！！

早く寝よう。

お風呂に入って眠りについた。