気付かれなくていいの (ページ11)

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私のオンニ！！ページ11

翌日、朝早くからVさんから
[おはよう☀]
のライン。

太陽つける感じがすごいかわいい。。ってちょっと上から目線になっちゃった。。
秒で返せ。らしいので
[おはようございます。練習頑張ってきます！！]
とだけ送って事務所ビルへと向かった。

今日は久しぶりに練習生のみんなで集まる日。
練習室には1番乗りだった。
いつものように掃除。

そして扉が開いた。
sy「(あなたの名前)～～！！久しぶり！！絶対今日ご飯いこ？？」

「スヨンオンニ～～！！お久しぶりです！！行きましょ！！」
すごく綺麗で可愛くて頼れるお姉さんみたいな人。
私が日本人だからって練習生のみんなにコソコソ言われていた私を守ってくれた日から、仲良くしてもらっている。

スヨンオンニは練習生の中では最年長だし、優しくて正義感が強くて人気者のため、私もみんなが仲良くしてくれるようになった。

憧れます女の子として。。
でもスヨンオンニは、私とは違うグループのオーディションを受けるのだと。
でもオンニは才能があって綺麗だから周りにももうデビューは決まっていると言われている。

今日はみんなで練習の成果を見せ合いながら楽しく練習、交流をした。
みんなも上達していて、気持ちが焦る。

練習を終えてスヨンオンニと近くの焼肉屋に来た。

sy「そーいえば！！(あなたの名前)の講師してるのってあのキムテヒョンでしょ？！すごいじゃん！やっぱダンスうまい？？」

「はい！！すごすぎて、教えてもらってるのに見惚れちゃうんですよ笑笑」

sy「でも(あなたの名前)的にはパクジミンのほうがよかったって思ってんでしょ？？笑笑」

「うーん。。実は、思ってたような感じじゃなくて。。怖いってゆうかとても仲間思いな分、自分にも周りにも厳しくて、反日な気がするんです。」

sy「ってかもう会っちゃったの？！本物に？！」

「はぃ。。」

これまでにあったことを話すと、
sy「あ～。。あの反日の噂ね～。。でも(あなたの名前)が日本人だから何？？って感じよ！！オンニから言わせてもらえばね！！だから気にせず、(あなたの名前)は、そのまんまの可愛い私の妹でいてね？？」

「ありがとうございますぅう～～泣」
オンニはよしよしと頭を撫でて、抱きしめてくれた。

信じたい人ができてしまうのは悲しい。

私は誰かに許して欲しいだけだ。
みんなが離れていったからって、勝手に恨んで、誰も信じようとしない私に、もう信じてもいいんだよって一人じゃないよって誰か言ってくれないだろうか。。

なんてね。もう諦めたことなのに。