気付かれなくていいの (ページ40)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:121,227 hit

Jiminじゃなくてジミンだよ。ページ40

ジミンさんは洗い物を終えて、私の隣に座った。

jm「誰が好きなの？？」

急に聞かれて動揺していると、
jm「BTSでってことね？？笑笑」

わわっ！！///飛んだ勘違いを。。

jm「言って？？」

なにその色っぽい顔は。。！！

見てられない。。

「ジ、ジミンさんです。。！！」

ファンとして好き。だけど恥ずかしくって熱い。。

jm「ふーん。俺は？？」

近づく顔にまた熱が増す。

「え。。？！」

意味が理解できない。。

近い。

jm「テレビの前のjiminと(あなたの名前)の前のジミンならどっちが好き？？」

もうわかんない！！

「わ、わからないで、す。。！！」

jm「これでも。。？？」

もうジミンさんの顔との距離が0になってしまった。

思わず、目をつぶった。

唇に柔らかいのが当たる。

焦らすように、私の唇に何度かくっついて離れてを繰り返す。

やっと状況を理解した私は、もう蒸発しちゃいそうで、息が苦しくて口を開けようとパクパクしていた。

キスが途絶えて、目を開けると、顔は目の前で。。

jm「かわいい。。」

そう色っぽい薄い声で私の耳元をくすぐる。

「っ。。！！」

身体がどうしても反応する。

それを見て満足したように笑ったジミンさんは、
もう一度、唇を私の唇にくっ付けた。

今度はそれだけじゃなくて、私の唇を割って入ってきた舌が、私の口の中を舐め回す。

そしてゆっくり離れた。

jm「これでもわかんない？？」

天使のような笑顔で聞いてくる。。

「ファンとして、好きなんです！！」

って言い切ったつもりで、立とうとしたら、

私の視界がひっくり返った。

天井はジミンさんの顔で見えない。

私の手首を床に押し付けたジミンさんは、怒っている。

どうして。。？？

jm「アイドルの俺はやだ。。俺のこと好きって言って？？」

ますますわからない。。

「わからな、。んっ、う。。

また口を塞がれる。

jm「1年前から、(あなたの名前)のこと見てた。テヒョンよりも、誰よりもずっと前から(あなたの名前)の存在に気付いてた。」

あの頃は私に誰も気づかないと思ってた。

涙が出そうになる。

わからないよ。。

ジミンさんに抱き始めたこの感情をはっきりさせるのが怖いの。

jm「(あなたの名前)。。好き。」

私にまた口づけて、ジミンさんは言う。

jm「だからテヒョンとか、他の奴に触れさせるとか許さないよ？？」