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Noside
だが、出久は大事なところを殴られて真っ白になった
飯田がそれに駆け寄り、洸太に「何故!!」と聞くが、
洸太「ヒーロー二なりたいなんて連中とつるむ気はねぇよ」
と言った
勝己「マセガキ」
半笑いで隣の勝己が言う
A(勝己くんとちょっと似てる…)
Aはちらりと勝己を見ながら思う
轟が「お前に似てねぇか?」とAも思ったことを言ってくれる
案の定それに対して勝己はすごく怒る
それどころか轟が喋っていることに対しても怒りだした
轟も轟で、律儀に謝っている
Aは勝己に「落ち着いて〜」と声をかける
相澤「茶番はいい バスから荷物を下ろせ 部屋に荷物を運んだら食堂にて夕食 その後入浴で就寝だ 本格的なスタートは明日からだ さあ、早くしろ」
相澤先生の指示でみんな合宿所の中に入る
そして女子たちと荷物を部屋に置き、食堂へ移動する
食堂には美味しそうなご飯が並んでいた
Aは顔を輝かせる
お茶子「Aちゃんもよっぽどお腹すいとったんやね!」
勝己と出久の間にAも座り、挨拶をしてご飯を食べ始める
A「んまぁ〜」
Aがにこにこしながらおかずを口に運ぶ
みんな夢中にはなってご飯を食べている
その時に、Aの視界に結構な量の野菜が入ったダンボールを運ぶ洸太が見えた
Aは席をたち、洸太の所へ歩く
A「洸太くん…だよね、手伝おうか?」
Aは洸太と視線を合わせてしゃがむ
洸太「いい」
洸太は素っ気なく返事をしてそのまま行ってしまった
A(うーん…)
Aは洸太の後ろ姿を眺めていた
ご飯を食べ終わり、入浴
Aは目を閉じて温泉に口元まで浸かっていた
すると、洸太が「ヒーロー以前に人のあれこれから学び直せ」と言っている声が聞こえた
そのあとの、「クソガキ!!!」という声も
梅雨「やっぱり峰田ちゃん最低ね」
三奈「ありがと洸太君!」
2人が口々にお礼を言う
A「あ、洸太くん!振り返らない方が…」
Aの注告も遅く、洸太は振り返ってしまう
そして女子の入浴を見てしまう
それを見た洸太は男子風呂の方へ落ちてしまった
A「洸太くん!!」
Aが勢いよく立ち上がるが、出久の声がしたので大丈夫だろう
Aはほっとしてもう一度座り直す
A(洸太くんがヒーローを嫌う理由…マンダレイの所へ来ている時点でもしかしたら親御さんはもう…)
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作者名：ritsu | 作成日時：2023年2月20日 23時
