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Noside
しばらく遊んだ後、男子が何かを話しているのが聞こえた
50メートルの競争をするとか何とか…
それを聞き、女子全員で顔を見合わせる
そして男子に近づき、声をかけた
百「飯田さん!私達もお手伝いしますわ!」
A「結局来たんだ〜」
Aは勝己に近づき、手についた水を勝己の顔に飛ばしてケラケラと笑う
勝己「アァ“!?」
勝己は目を逆三角にして怒りながらも顔に着いた雫を拭う
A「男子もプール取ってたなら言ってくれれば勝己くん連れていったのに〜」
Aは勝己が怒っているのも気にしていないように切島に話しかける
勝己がさらに怒り、AをつかもうとするがAはすばしっこく逃げ回る
A「ほら、ルール聞かなくていいの〜?」
Aが勝己にそう聞くと勝己は「クソが…」と言いながらも大人しく聞く体勢に入った
尾白「個性は?使っていいの?」
飯田「学校内だから問題はないだろう!ただし、人や建物に被害を及ぼさないこと!」
それを聞いた勝己は不敵に笑い、出久に近づき宣戦布告をする
ついでに轟にも
まずは峰田、常闇、口田、勝己、上鳴が泳ぐようだ
A(常闇くんも泳ぐのか…)
百「それでは位置について!用意…ピー!!｣
百がスタートのホイッスルを鳴らす
みんなそれと同時に泳ぎ出すが、勝己だけは泳がずに爆破で上空を進む
そして1番に向こうにつき、
勝己「どうだこのモブ共!!」
とドヤ顔で競争したメンツに指を突きつける
Aはため息をつき、瀬呂と切島が「どうだじゃねぇ!!」「泳いでねぇじゃねぇか!!」と口々に言うが「自由型っつっただろーが!!!」と聞く耳を持たない
A「自由型とはいえ自由すぎるでしょ…」
A達女子は苦笑いだ
そこから、何人かは泳がない50メートルの競争が始まってしまった
飯田「各予選の勝者 爆豪くん、轟くん、緑谷くんの3人で優勝者を決める それでいいか?」
飯田がみんなに問いかける
出久「うん」
轟「あぁ」
勝己「おい半分野郎!体育祭ン時みたいに手加減なんかすんじゃねぇぞ 本気で来やがれ!それとA!お前も泳げ!!ぶっ潰す」
轟に宣戦布告したついでにAも名指しされ、名指しされたAは普通に驚く
A「えっ えー、」
Aはちらりと時計を見て
A「いやー、やめとくよ 私は予選もしてないし 3人が終わったあとならいいよ」
少し考えた後にAはにっこりと微笑んでそう返した
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作者名：ritsu | 作成日時：2023年2月20日 23時
