プール ページ36
Noside
夏休みのある日
出久はその日、家で自主トレをしていたのだが、なったチャイムの音で玄関に出た
そこには上鳴と峰田がたっていた
上鳴「よっ 緑谷!」
峰田「プール行こうぜ!」
緑谷「プール?」
緑谷は2人に聞き返す
上鳴り「そ!林間合宿の前にさ」
峰田「一緒に訓練しようぜ!」
緑谷はそれを聞き、数回瞬きを繰り返した
緑谷は学校で上鳴と峰田の2人とプールの使用許可について尋ねるため職員室に来ていた
許可が降りたことを知った緑谷は更衣室で2人を賞賛していた
2人の不純な作戦にいいように利用されたとは微塵も考えずに
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Noside
期末テスト終わり＿
お茶子「夏休みの間、長期の外出を控えろ!?」
A組女子は百の席に集まって話していた
響香「学校からの要請だって」
百「残念ですわ…両親と旅行でベネチアへ行く予定でしたのに…」
と百が本当に残念そうに言う
A(お金持ちだぁ…)
Aは苦笑する
三奈「あーあー、せっかくおニューの水着買ったのにぃ…」
三奈は水着を着れないとボヤいた
A「でも仕方ないよね…私たちは1度敵連合に襲われてるし…何かあっても学校で責任は取れないしね」
Aが三奈を宥めるように三奈の肩をポンポンと叩く
三奈「それでも遊びたいどっか行きたい〜!!!」
と三奈は騒ぎ出す
透「だったら、夏休み学校のプールに集まらない?」
透の提案にみんな興味を持つ
もちろんAも
プールは普通に好きなのだ
梅雨「そうね!学校のプールなら先生も許可してくれると思うわ」
お茶子「いいね!お金もかかんないし!」
三奈「家に閉じこもってるよりマシかぁ!」
百「でしたら!私が学校側に許可を貰ってきますわ!」
A「ありがと、百ちゃん!」
みんなが口々に意見を言う
それを盗み聞きしている人がいるとは知らずに
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Noside
Aたちがプールサイドで準備体操していると上鳴と峰田が更衣室から出てきた
梅雨「あら、峰田ちゃん」
響香「上鳴も来てたんだ」
上鳴たちはA達の方を見るとすぐに顔を逸らした
峰田はホクホクとした顔をしている
A「?」
Aはそんな2人を見て首を傾げた
ちなみにAは白いラッシュガードをカーディガンのように羽織っている
プールを上がると寒いかなと思い持ってきたのだ
男子たちが体力強化しているあいだ、A達女子はバレーをしていた
女子の楽しそうな声が響く
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作者名：ritsu | 作成日時：2023年2月20日 23時
