夜空の陽だまり3 (ページ20)

今日:22 hit、昨日:7 hit、合計:1,801 hit

4 ページ20

Noside
こうして、全員対戦相手も決まったので演習試験が始まることになった

試験の時間は30分間で、生徒たちは教師に手錠(ハンドカフス)をつけること、もしくはどちらかひとりがステージから脱出すること

Aは1人だが、同じルールが適用される

A(何とかなりそうではある…気がする…)

Aは手錠を眺め、握りしめた

いざとなれば逃げられるし、捕まえることも出来る

私は最終試合と言われた

上鳴「先生を捕えるか脱出するか…なんか戦闘訓練と似てんなぁ…」

上鳴がつぶやく

三奈「ほんとに逃げてもいいんですか?」

三奈が手を開けて質問し、根津校長がそれに答える

根津「うん!」

マイク「とはいえ、戦闘訓練とは訳が違うからな!相手は…チョーーーーー格上!!」

響香がそれに対してイメージがないと言ってマイクに怒られた

13号「今回は、極めて実践に近い状況での試験!僕らを本物の敵だと考えてください!」

スナイプ「会敵したと仮定し、そこで勝てるならよしだが…」

相澤「実力差が大きすぎる場合、逃げて応援を呼んだ方が懸命轟、飯田、緑谷、見取お前らはよくわかってるはずだ」

Aはギクッとした顔をし、轟は少し冷や汗をかいていた

A(確かに、あの時ヒーローの人に逃げた方がいいって言われたけど…)

Aは微妙な顔をする

出久「戦って勝つか、逃げて勝つか…」

出久が呟く

オール「そう!君らの判断力が試される!でも、“こんなルール、逃げの一択じゃね?”って思っちゃいますよね〜」

オールマイトが続けて話す

A(まぁ、当たり前だよな…むやみに戦うより逃げた方が得策な気はするし…)

オール「そこで私たち〜、サポート科にこんなの作ってもらいました〜!」

そう言ってオールマイトはブレスレットのようなものを取り出す

オール「チョウアッシュクオーモーリー!!」

ダミ声でオールマイトが言う

オール「体重の約半分の重量を装着する!ハンデってやつさ古典だが動きづらいし、体力は削られる!ｱ､ﾔｯﾊﾞｵﾓｯﾃﾀﾖﾘｵﾓﾃ」

確かに十分なハンデだ

A(戦闘を視野に入れさせるため、か…)

“試験を見学するか作戦を話し合うかしろ”と指示をされたAは話し合う相手もいないのでモニタールームへ向かう

こっから、だいぶ大雑把に行きます!
特にAは何もしないので、10まで飛ばして頂いても構いません！
そこからAの戦闘がスタートします！