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瑠維「じゃあ逆に聞きますね?何故貴様ら鬼は、人間を喰うのか私には理解し難いです」
猗窩座「それがあの方の命令だ」
瑠維「あら?貴方…上司の命令を聞いてないと思ってましたが、聞いていたんですね?偉いですねー」
朱鳥「瑠維姉…めっちゃ煽ってる…」
A「瑠維お姉ちゃん…」
猗窩座「…馬鹿にしているのか?」
瑠維「ええ、私は今貴方のことを馬鹿にしていますねー」
猗窩座「…貴様はまず、俺の質問を答えていない…どうなんだ?」
瑠維「それはですね…まず、人間なんて食べても美味しくないと思いますが?それに、人間を食べてなんの利益があるんですか?」
猗窩座「人間を喰らうと強くなるからだ。人間は栄養が豊富だからだ」
A「何で強くなろうとするの?」
瑠維「…A」
A「何で強くなろうとするの?自分の為に…自分の私利私欲の為に色んな人の命を奪ってきたの?」
猗窩座「あぁそうだ」
A「つくづく最低だね…ここで太陽の光を浴びて映姫お姉ちゃんの所に行って罪を償ってくれば?まぁ無理だろうけどねー」
猗窩座「お前は俺を倒すつもりなのか?」
A「そうだよー!貴方を拘束するなんて簡単なことだし!えい!」
シュルルル(拘束の糸が出てくる音
バッ!(避ける音
A「あららー…避けられちゃった!」
瑠維「まぁいいんじゃない?そろそろ太陽が昇ってくるんじゃないかしら?」
猗窩座「っ!(太陽が昇ってくる!ここは日光が当たるっ!早く太陽か逃げなくてはっ!)」ザッ
バッ!
朱鳥「出直してこいよ!猗窩座!」
猗窩座「次会った時が貴様らの最後だ!」
タッタッタッタッ
グサッ
竈門「逃げるな!卑怯者!」
A「炭治郎お兄ちゃんっ!」
竈門「逃げるなぁ!」
猗窩座「…!」
朱鳥「ちょちょちょっ!落ち着け!」
竈門「いつだって鬼殺隊はお前らに有利な夜の闇の中で戦ってるんだ!生身の人間がだ!傷だって簡単には塞がらない!失った手足が戻ることもない!」
A「……」
竈門「逃げるな馬鹿野郎!馬鹿野郎!卑怯者!」
瑠維「竈門…」
竈門「お前なんかより煉獄さん“達”の方がずっと凄いんだ!強いんだ!煉獄さん達は負けてない!誰も死なせなかった!」
朱鳥「達?」
竈門「お前の負けだ!煉獄さん達の…勝ちだ!うあああああああああ!!あああああ!!わあああ!!」ポロポロ
A「…炭治郎お兄ちゃん」
つづく
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ミリア - こちらこそすみませんでした;; (2019年11月17日 16時) (レス) id: 529b85d986 (このIDを非表示/違反報告)
瑠維(プロフ) - ミリアさん» すみません…お断りしますね。ごめんなさい… (2019年11月17日 16時) (レス) id: e13b63df4d (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - あの、一緒に鬼滅の刃×はたらく細胞の血小板ちゃんの恋愛長編を作りませんか?血小板ちゃんは炭治郎達の仲間を設定で。 (2019年11月17日 15時) (レス) id: 529b85d986 (このIDを非表示/違反報告)
みどり - おお、面白い!受験終わったらでいいので時透くんとばったり会う的なのお願いします! (2019年11月14日 16時) (レス) id: ae6be26781 (このIDを非表示/違反報告)
瑠維(プロフ) - ミリアさん» はい!頑張っていきますね! (2019年11月9日 13時) (レス) id: e13b63df4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠維 マカロンペ朱鳥 | 作成日時:2019年10月10日 22時