肆拾弐話【前編】 ページ44
雷葩「そ、そんなことないよ!ただ、あんまり見かけないってだけで...!」アセアセ
善逸(雷葩ちゃん、優しいなぁ...)デレデレ
煉獄「黒刀の剣士が柱になったのを見た事がない!さらにはどの系統を極めていいのかもわからないと聞く!」
炭治郎「...」
ガタン...
善逸「おっ、動き出した。」
煉獄「俺のところで鍛えてあげよう!もう安心だ!」
炭治郎(面倒見のいい人だな...)
伊之助「おおぉぉお!すげぇ!速えぇえ!」
善逸「危ないわこの馬鹿!」グイッ
伊之助「俺外に出て走るから!どっちが早いか競走する!」
善逸「馬鹿にも程があるだろ!」
煉獄「危険だぞ!いつ鬼が出てくるか分からないからないんだ!」
炭治郎「!?」
善逸「え?」
瑠維「知らなかったの?」モグモグ
朱鳥「お前は何食ってんだよ」
瑠維「名物のお弁当、朱鳥も食べる?」
朱鳥「いらん。」
善逸「嘘でしょ?!鬼出んの?!この列車!?」
煉獄「出る!」キリッ
善逸「出んの?!いやぁぁぁぁ?!鬼の所に移動してるんじゃなくて此処に出るの?!」
善逸「俺、降りる!」
煉獄「短期間のうちにこの汽車で四十人以上の人が行方不明になっている!」
煉獄「数名の剣士を送り込んだが全員消息を絶った!」
善逸「なるほどね?!降ります!」
ガラガラ
車掌「切符...拝見致します...」
炭治郎「??...なんですか?」
煉獄「車掌さんが切符を確認して切込みを入れてくれるんだ!」
炭治郎「...」
善逸「おぉりぃるうぅうう」ガタガタガタ
車掌「...」パチン
炭治郎(なんだろう、嫌な匂いがする...)
車掌「拝見しました...」
煉獄「...!」バッ
煉獄「車掌さん!危険だからさがってくれ!火急のこと故、帯刀は不問にしていただきたい!」
グルゥァァア...!
乗客「...?!きゃぁぁあ!」
煉獄「その巨躯を!隠していたのは血鬼術か!気配も探りづらかった...しかし!罪無き人に牙を向こうものならば!」
煉獄「この煉獄の赫き炎刀が!お前を骨まで焼き尽くす!」
鬼「...ッグァァァア!」
『炎の呼吸 壱ノ型 不知火』
ザシュッ
煉獄「...」
バタッ
ーーー
炭治郎「すげえや兄貴!見事な剣術だぜ!おいらを弟子にしてくだせえ!」
煉獄「いいとも!立派な剣士にしてやろう!」
善逸「おいらも!」
伊之助「おいどんも!」
瑠維「さすが杏寿郎だね!」
朱鳥「よっ!炎柱」
雷葩「頼りになるね!」
やいのやいの
ーーー
?「ふふっ...」
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作者名:佐倉。 瑠維 マカロンペ朱鳥 兎羽 x他3人 | 作成日時:2019年9月16日 21時