私達と柱【鬼滅の刃】弐 (ページ1)

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弐拾話【後編】ページ1

炭治郎「(今の音)雷が落ちたのか？」

伊之助「知るか！」

炭治郎「雷雲の匂いがしないと思うけど…刺激臭が強くなってて分からない...伊之助！」

伊之助「んぁ？」

炭治郎「俺はちょっと向こうに行ってみようと思うんだが...」

伊之助「好きにしたらいいんじゃねえの？」

瑠維「伊之助君は下山するんだよー？」

朱鳥「そうだね。傷も酷いし」

伊之助「は？」

炭治郎「山、降りて」ﾐﾌﾞﾘﾃﾌﾞﾘ

瑠維、朱鳥「うんうん」

伊之助「はぁ？！なんでだよ？！」

炭治郎「いや、朱鳥も言っていたが怪我が酷いし…」

瑠維「雷葩がいれば治療してくれるんだけど、今はいないし..」

伊之助「俺は怪我してねぇ！」

炭治郎「ええ？！い、いや伊之助！その体の傷！誰が見たって！」

ｶﾞｻｶﾞｻ

鬼「...!?」

炭治郎(鬼...！この山全体に流れる匂いのせいで全く気づかなかった！)

伊之助「っしゃぁ！ぶった切ってやるぜぇ！」

鬼「...！」(どうしよう...このままじゃ...!!)

炭治郎「伊之助！落ち着け！」

鬼「お父さん！」

伊之助「誰が父さんだ！」

瑠維(上から何かが降って..?!)

ﾄﾞｺﾞｫｫｵﾝ！

朱鳥「伊之助！？」

お父さん？「ｼｬｧｧｱ...」

炭治郎、伊之助「……!!」

お父さん？「俺の家族にぃ…近づくなぁぁぁ！！」

鬼「後は任せたわよ…お父さん」ｻｯ

朱鳥「あっ！お前！(くそ...逃がしたか..!!)」

お父さん？「ｼｬｧｧｱ...!!」(伊之助に拳をふりかざす

炭治郎(水の呼吸！弐ノ型！水車)

朱鳥(闇の呼吸、壱ノ型、闇雲乱舞。)

炭治郎「うぉぉぉぉ！」

ーーーー

しのぶ「どなたかお知り合いでも居ましたか？この辺りに生存者はいないようですね。知らせでは新人癸の隊士数名が、新たに入山したようですけど…もう死んでるかもしれませんね。本当に瑠維さん達はこんな所ににいるんでしょうか？｣

義勇「…行くぞ」

しのぶ「折角一緒の任務なんですから仲良くしましょうよ」ﾆｺｯ

義勇「俺は鬼を切りに来ただけだ」

しのぶ「つれないですねぇ...。っと、ではこの辺で二手に別れましょう。私は西の方から回ります。」

義勇「承知した。」

ーーーー

炭治郎「だめだ！刃が通らない！」

お父さん「ｸﾞｩｧｧｱ！」ﾄﾞｽｯ

(炭治郎に攻撃する)

炭治郎「うわぁ！？」

瑠維「炭治郎君！」

朱鳥「おりゃぁっ！」

ｸﾞｻｯ

瑠維「朱鳥..!!ありがとう、助かったよ！」

朱鳥「どういたしまして、だね。」

お父さん「...!!」

つづく。