捌話【前編】 ページ25
炭治郎「この辺は血の匂いが濃い...2人とも!気をつけてください!」
雷 善「「うん!」」
善逸(あれ...俺たち以外の人の音が聞こえる...??)
善逸「炭治郎!あんな所にこどもが...」
炭治郎「本当だ...!」
炭治郎「君たち、こんなところでなにしてるんだ?」
子供達「ひぃ...!!」
炭治郎(かなり脅えているな..)
炭治郎「よーし!じゃあ兄ちゃんがいいもの見してやろう!」
炭治郎「じゃじゃーん!手乗り雀だ!」
雀「ちゅん!ちゅーん!」
炭治郎「どうだ?可愛いだろう?」ニコッ
雀「ちゅん!」
子供達「あ...あぁ...」ガクッ
炭治郎「教えてくれ、何があったのか。ここは2人の家?」
少年「ちがう...ちがう..」
少年「こ、ここは...化け物の..家..だ...」ガクガク
少年「兄ちゃんが連れていかれた..!!」
少年「夜道を歩いていたら、見たことも無い化け物が現れて...僕達に目もくれないで兄ちゃんだけ...」
炭治郎「あの家に入ったんだな...??」
少年「うん...」
炭治郎「二人で後を着けたのか!えらいぞ!頑張ったな!」
少年「兄ちゃんの血の跡を辿ったんだ...怪我したから...!!」
炭治郎(怪我...)
炭治郎「大丈夫だ!俺たちが悪いやつを倒して、兄ちゃんを助ける!」
少女「本当..??」
炭治郎「うん...きっと!」
善逸「炭治郎...なぁ、この音なんなんだ?気持ち悪い音...ずっと聞こえる...」
善逸「鼓か?これ...」
雷葩「僕も...なんだろう..これ..」
炭治郎「音?音なんて...」
タン タン タン タン タン...
炭 善 雷「「「?!」」」
少女「きゃあぁぁ!」
炭治郎「見るな!」
炭治郎「大丈夫ですか?!」
炭治郎「しっかり!!」
炭治郎(傷が深い..これは...)
男性「せっ...かく...でられたのに...外に...出られたのに...死ぬのか...おれ...しぬ...のか...」
炭治郎「しっかり!」
炭治郎(死んでしまった...)
炭治郎(痛かったろう..苦しかったろう...)
善逸「なぁ...炭治郎..」
雷葩「この人...その子たちの...」
ゴゴゴゴゴ
?「グァァア」
少女「きゃぁぁあ!」
雷葩「あ..あう..」
善逸(怖いけど...雷葩さんを守らなきゃ!)
炭治郎「くっ...!!」
つづく。
大正コソコソ噂話
炭治郎と朱鳥は、意外と気が合うようですよ?
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作者名:佐倉。 瑠維 マカロンペ朱鳥 | 作成日時:2019年9月4日 21時