拾陸話 【前編】 ページ41
瑠維「?!....鬼じゃない...!!」
伊之助「こいつら馬鹿だ!隊員同士の争いはご法度だってしらねぇんだ!」
炭治郎「違う...!!この人たち、誰かに操られてる...」
?「逃げて!!」朱鳥に切りかかる
朱鳥「...っ!」
炭治郎(朱鳥が攻撃された時、甘い匂いがした...)
炭治郎(なんだ...?この匂いは...)
瑠維「この人達...様子がおかしい!無理やり体を動かされてる...」
炭治郎「皆!糸だ!背中の糸を切るんだ!」
伊之助「糸?」
瑠維「ほんとだ...糸がある...蜘蛛の糸かな?これ」
朱鳥「え?蜘蛛...?蜘蛛の巣...?」ブルブル
瑠維「あっ、えっ?朱鳥って蜘蛛とか嫌いなの?」
朱鳥「べ?!別に?!嫌いじゃない...し....」カタカタ
瑠維「お、おー?」
炭治郎「うわ?!腕が!」グイッ
炭治郎「蜘蛛が...?!操り糸を蜘蛛が出している!」
瑠維「大丈夫?!」糸を切る
伊之助「じゃあ、その蜘蛛を皆殺しにすればいいんだな?!」
炭治郎「無理だ!蜘蛛は小さいし、多分かなり数がいる!操っている鬼を見つけなければいけないんだ!」
炭治郎「伊之助!もし君が、鬼の位置を正確に探すなんらかの力を持っているなら協力してくれ!さっきから変な匂いが流れてきて、俺の鼻が上手く機能しないんだ!」
炭治郎「それから、俺と村田さんで操られている人達を何とかする!伊之助達は!」
全員「...!!」
?「...」キィ
?「僕たち家族の静かな暮らしを邪魔するな。」
炭治郎(浮いてる..?いや、糸の上に立っているんだ!家族って...?)
瑠維(あれは...?!この気配は…)
朱鳥「...」
?「お前らなんてすぐに母さんが殺すから。」
炭治郎「母さん..?」
伊之助「どこ行きやがるてめぇ?!勝負しろ!...なんのために出てきたんだ..?あいつ」
炭治郎「あの子は恐らく操り糸の鬼じゃないんだ!だから、まず先に!」
伊之助「わかったっつぅの!鬼の居場所を探れっちゅうんだろ?!うるせぇ!でこたれが!」
伊之助「獣の呼吸...漆ノ型...空間色覚..!」
瑠維(伊之助...すごい集中力だ...)
朱鳥(なんで猪の被り物?)
伊之助「見つけたぞ...そこか!」
つづく。
8人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:佐倉。 瑠維 マカロンペ朱鳥 | 作成日時:2019年9月4日 21時