拾伍話【前編】 ページ39
瑠維「じゃあ、薬も飲んだことだし!炭治郎くんたちのところに向かおうか!」
雷葩「その前に、御館様のところへ報告に行かなきゃ...!」
瑠維「そうだった..!!早くしないと置いてくよー!雷葩ー!」
雷葩「そ、そんな急に言われても...待ってー!」
〜そして〜
御館様「君達も知っていたのかい?炭治郎が鬼を連れていたことを。」
瑠維「はい、私達は竈門炭治郎を隊律違反において罰せる気は一切ありません。」
御館様「そうか...良かったよ。僕としても、あの二人は鬼舞辻無惨が目をつけていると思っているからね。奴の出したしっぽを掴んで離したくないんだ」
御館様「それと...炭治郎達が行った仕事なんだが、なにか匂うんだ...簡単な仕事ではない気がする。十二鬼月がでるかもしれない。」
雷葩「...?!それは!」
御館様「あぁ、かなりまずい。そこで、君たちを送り込もうと思う。この任務、引き受けてくれるかい?」
雷葩「御意。」
瑠維(私が言いたかった...)
〜その後〜
瑠維「雷葩ー!こっちこっち!」
雷葩「あ、あれ...??こっちが...あれ? 」
瑠維「本当に雷葩は方向音痴だなあ」
瑠維「ちゃんと着いてきてね!」
雷葩「う、うん!」
〜数十分後〜
瑠維「ここを抜ければ、下山できるy...」
瑠維「あれ...??」
瑠維「雷葩...どこいった?」
瑠維「先に行ってるかもしれない!下山して待っていようかな。」テクテク
瑠維「あれは....おーい!炭治郎くーん!善逸くん!伊之助ー!」
炭治郎「...? 瑠維さん!なんでここに..??」
瑠維「炭治郎くん達こそ、どうしてこんな所で立ち止まってるの?」
炭治郎「善逸が...」ジロ
善逸「なんだよその目!嫌だそんな目!」
瑠維「善逸くん、なにしてるの?」
善逸「だって...俺弱いし!絶対死ぬに決まってる!」
瑠維「こんなところで止まってたらかっこ悪いよ?」
伊之助「んだこいつ...気持ちわりぃ...」
善逸「いいんだよ別に!雷葩ちゃんがいないんだから!」
瑠維「言っとこ...」ボソッ
善逸「えぇぇえ?!やめて!やめてよ?!」
瑠維「炭治郎!伊之助!じゃあ行こうか!」
善逸「えぇぇえ?!」
善逸「...行っちゃったよ...まさか本当に行くとは...」
善逸「俺だって、みんなが励ましたりしてくれたら行くよ?...」シュン
つづく。
8人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:佐倉。 瑠維 マカロンペ朱鳥 | 作成日時:2019年9月4日 21時