世界が2つに別れても【らっだぁ運営】『金豚きょー』 (ページ4)

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俺は朝目を覚ますと、いつも皆でご飯を食べる所まで向かった。

ここはランプが上から1つ下がっていて、キッチンがあって机と椅子がある。

使い勝手はいい方だろう。

まだ誰も起きていないだろうと思ってそこへ向かったのに、、朝早くからコンちゃんは目を覚ましていた。

コ「あ、きょーさんおはよ」

き「おはよ、コンちゃん」

いつも朝ごはんはただのパン。ちゃんと食べるのは夜だけ。

パンを一切れ口に運び、コンちゃんに

き「俺ちょっと散歩してくるわ」

と伝える。

コ「おっけーあ、でもこないだの肉屋には近づかないでよ？結構探し回られてて手下みたいなやつが今朝そこら辺歩いてた」

肉屋のおっさん、ヤクザのお偉いさんとかやったんかよw

まぁ、いいや近づかんどきゃいいことや。

き「おう」

アジトを出て、ボロボロになった人が道の端に沢山いる道を歩く。

もう、この道を歩くのも慣れっこだ。

というより、昨日の少女のことが気になる。

どこか俺に似ているような、、でも違うような、。

まぁ、もう会うことは無いだろう。この人捨て場で馴れ合うのはあいつらだけで十分だ。

そんなことを考えていたら、いつの間にか昨日盗みに入った肉屋まで来てしまっていた。