Bangar Night No,1 (ページ45)

今日:11 hit、昨日:4 hit、合計:30,692 hit

37 ページ45

涼介side

...。

オレハ、ダレ...？

ダレカガオレノコトヲヨンデル。

ナツカシイコノコエ。

コウチャン？

コウチャンッテダレ？

デモ、イカナイト、アワナイト。

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
宏太side

涼介「...。ん...。」

『涼介！？』

俺は、直ぐに侑李を呼んだ。

侑李「宏太？どうした...！涼介？分かる？」

そんなゆうりの声を聞いて全員が涼介の寝ているベッドの近くに来た。

涼介「...。コウ...タ」

『涼介！』

涼介「...ダ...レ？」

『え？』

涼介「コウタッテ...ダレ？」

涼介「リョウスケッテダレ？」

裕翔「っ〜〜もう無理だよ！俺！耐えらんない！山がなんでこんな目に遭わなきいけないの？山がなんかしたの！？」

圭人「山ちゃん！俺だよ！しっかりして！見えてるんでしょ！」

涼介「ゲホッ...ハァハァッ...」

過呼吸がいきなり始まって、俺達は、どうすることも出来なかった。

？「宏太君！しっかりしなさい！」

『っ！せん...せぇ？』

医「今は、涼介くんの心を元に戻そう。ゆっくりでいい。だから、焦るな。」

『っ！せんせ。俺！何もしてやれない！何もあいつに...。俺は、なんで...涼介に何もしてやれないんだ！』

医「宏太君。少し休みなさい。弱音を吐きなさい。そうすれば誰かがきっと、君を助けてくれるから...ね？」

『分かりました。でもその前に涼介は？』

医「侑李くん達が見てるよ。」

時計を見ると、涼介が過呼吸を起こしてから2時間位がたっていた。