Bangar Night No,1 (ページ18)

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涼介side

また、地獄の日々が始まった。

毎日...体に...傷が増えていく...。

ボ「涼介。今日は何されたい？ふふっ」

『...。』

ボ「お前の声が聞けなくて寂しいよ。まぁ刺せば聞けるんだろうけどね？」

『......ぁ...。』

俺は「喋る」ということが出来なくなってきていた。

刺された痛みで、叫ぶ度に喉がいたんで涙が出る。

ボ「ほら涼介。今日も刺すからね？(ズブッ」

『ガァ！ハァハァッ！痛っい...アァァァァァ！』

ボ「もっと僕がおかしくしてあげるからッ！ﾊﾊｯ。」

『ｸﾞｯ！ヒューッヒューッ！許して...くだ...さ...』

喉が悲鳴を上げ始めた時。

「ギャー！」

ボ「なんの音だ！」

部1「分かりません！すぐ見てきます！」

(ガチャ

それから数分。沈黙が続いた。

？「ここみたいだ！」

えっ。なんでこの声が聞こえるの？

俺が今1番頼りたい声...こうちゃん...。

(ガチャ！

宏「涼介！」

『ヒューッ！ヒューッ！(こうちゃん。)...ぁ...！』

侑「涼介ぇ！」

直ぐにみんなはボスを取り押さえて、意識を刈り取った。

そして、天井から鎖で吊るされている俺を見てみんなが泣いていた。

天井から吊るされた鎖を俺の体から外し、こうちゃんは、俺を優しく抱きしめてくれた。

宏「ごめんな？涼介(;Д;)(;Д;)」

『だ...じょ...ぶ？』

宏「あぁ！俺らはな？直ぐに処置してやるから！」

その言葉を聞いた途端に俺は安心して迫り来るまどろみの中に落ちていった。

また、新しい日々が来ると信じて...