猫のような蝶 (ページ33)

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～数分後～

『テギョン君のオモニ～、いませんか～』

CE｢テギョン君のオモニ～｣

TG｢…あ！オンマ！｣

OM｢テギョナ？テギョナ！｣

テギョンはチェンの肩から降りるとすぐに女性の方に走り出し、2人は固く抱き合った

OM｢もう、心配したのよ！｣

TG｢ごめんなさい…(´._.`)｣

OM｢本当によかった…テギョナ、この方々は？｣

TG｢あのね、ヒョンとヌナはね、僕と一緒にオンマを探してくれたの！｣

OM｢そうなの…息子がお世話になりました｣

女性は2人を見上げると立ち上がり深々と頭を下げた

CE｢そんな、頭を上げてください(焦)｣

OM｢ですが…｣

CE｢それより、ありがとうと言ってもらえれば嬉しいです(^ ^)｣

OM｢…本当にありがとうございました。ほら、テギョナもお2人にお礼を言って？｣

TG｢ヒョン、ヌナ、ありがとう！！｣

Aはテギョンと目線合わせるようにしゃがみこんだ

『もう、オンマとはぐれちゃダメだよ。約束できる？』

TG｢うん！｣

『さっきの約束も忘れないでね？』

TG｢うん！忘れない！｣

『ふふ(笑)じゃあ、はい』

Aが小指を前に出すとテギョンの小指と絡めて親指を合わせた

『よし！これでもう忘れないね(^ ^)』ナデナデ

OM｢では、そろそろ私達は失礼します。本当にありがとうございました。テギョン、あなたも挨拶しなさい。｣

TG｢ヒョン、ヌナ、またね！(*^^*)｣

CE｢またな～( ´ ▽ ` )ﾉ｣

『( ´ ꒳ ˋ )ﾉ』

2人が見えなくなるとAはチェンの方を見上げた

『…一緒に探していただいてありがとうございました。おかげで思ったよりも早く見つかりました。』

CE｢ええよ、わいもいいもん見してもろうたしな｣

『……いったい、いつから見ていたんですか(￢_￢)』

CE｢そない睨まんといてや(汗)ほれ、みんなのところ行こや。きっと待っとるで！｣

『………はぁ、わかりました。』