猫のような蝶 (ページ23)

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～チャンミンside～

東方神起からジェジュンヒョン達が抜けてやっと活動が落ち着いてきた頃、ある日俺達はスマン先生に呼ばれたんです

YN「スマン先生、失礼します
東方神起のユノとチャンミンです」

IS「やぁ、2人とも忙しいのに悪いね」

YN「いえ、それより今日はどうしたんですか？」

IS「実は2人に会わせたい子がいるんだ」

CM「会わせたい奴ですか？」

IS「まあ、とりあえず付いてきてくれ」

そう言うとスマン先生はすぐに社長室を出て行ったので俺達もすぐに後を追った

しばらく付いていくと先生は今はもう使われなくなって立ち入り禁止になっている地下への階段を降り出した

YN「え?!あの、スマン先生
確かここはつい２ヶ月くらい前に老朽化が進んで立ち入り禁止になったのでは？」

IS「あぁ、それは心配しなくていい
ただあの子は秘蔵練習生だから他の練習生達に知られないようにこの下の練習室を使っていて、さらに誰かが間違えて行かないように対策として老朽化してきたと言っただけだからな」

CM「つまり、老朽化って言うのは目眩しということですか？」

IS「そうゆう事だ。さぁ、行こう
あの子が待っている」

YN「え？あ、はい！」

またしばらくスマン先生の後に付いていくとふと耳に聞き覚えのある曲が聞こえてきた

CM「この曲は………」

IS「お、今日は君たちの曲らしいな
……さぁ着いた、ここだよ。この様子だと私たちが部屋に入っても気づかないだろう」

スマン先生は一つだけ明かりがついている部屋の前に立ち止まり中を覗くとそのまま部屋の中に入っていった

俺達もスマン先生に続いて中に入った
けど俺達は部屋に入ってすぐ驚愕していた
今自分を包んでいる雰囲気に飲まれて動けなくなっていた

部屋の中にいた奴は全身真っ黒で頭にはパーカーのフードを深く被っていて顔は見えないがフードから漏れている長い髪でかろうじて女とわかった

彼女が踊っているのは俺達の歌のはずなのに彼女の醸し出すオーラが全く違う歌にしていた

俺達がしばらく唖然としているといつの間にか曲は終わっていて彼女は俺達のことを見ていた

『………』

IS「A、今日はお前に紹介したい人がいてね
2人ともいつまでそこにいるきだい？こっちに来なさい」

CM/YN「は、はい！」