猫のような蝶 (ページ11)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:62,116 hit

10 ページ11

～シウミンside～

あ～あ、ハンが怒り始めちゃったよ……

XI「まあまあ、ハン落ち着いて(^_^;)」

LH「だってさ！しうちゃん！」

XI「し、しうちゃん⁈」

LH「だって芸名はシウミンなんでしょ？
だからしうちゃん！」

XI「あ、ああそうか……(汗)」

DO「……スマン先生、彼女……Aちゃんについていくつか聞きたいことがあるんですけどいいですか？」

お、いつもは無口のギョンスが喋り出した

IS「ん？なんだね？」

DO「まず、なぜセフンの言った年齢がプロフィールに載るのか。本当の歳は何歳なのか。なぜ芸名を日本語に言い直したのか。Aちゃんは何者なのか。そして、彼女は今どこに行ったのかと先生の言葉の意味です」

俺が気になっていることを全部ギョンスが聞いてくれたな
スマン先生は何て答えるだろう……

IS「……すまないが、その質問に全て答えることは出来ない」

DO「……そうだとしても構いません」

IS「わかった、まずプロフィールを偽る理由と本当の歳、あの子が何者なのかとあの子が今いるところ、この4つには答えられない
もしどうしても知りたいのならあの子から直接聞くしかできない
それでもいいか？」

DO「わかりました。他の２つを教えてください」

IS「ああ、芸名を日本語に訳したのはあの子が日本人だからだ
私の言葉の意味は、あの子と私が一緒に住んでいるからだ。これ以上は何も言えない」

ん？？彼女、日本人なのか⁉
そういえば、名前も完全に日本人の名前だったな…
それで、スマン先生と一緒に住んでいる？
はぁ～Aちゃんへの謎がさらに深くなったような気がする………(^^;

SH「えっとスマン先生、Aちゃんとはいつから練習を一緒にするんですか？」

IS「ああ、それは明日から始めてもらっても構わないんだが……
まぁ、君たち次第になるだろう」

BE「え？」

IS「詳しいことはまた明日説明する
明日はあの子もまた来るからその時に話してみなさい
それと、明日あの子のことを名前で呼ばないように
わかったね？」

え？何で名前で呼んだらいけないんだ？

KR「はぁ、わかりました」

IS「話は以上だ。時間を取らせてしまったね
もう、練習に戻りなさい」

XI「はい……それでは失礼しました」

俺たちは疑問を抱きながら社長室を出た