進路 ページ16
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道枝｢失礼します Aちゃんいますか？｣
ひっそりとAぇの楽屋に入ってきたのはなにわ男子の道枝駿佑
珍しく私に用があるらしい
｢なんやった？｣
道枝｢これわかりますか？｣
そう言って見せてきたのは数学のワーク
｢あ〜これは多分ここが間違ってんねん、ほら｣
道枝｢あ、そういう事か テスト近くてずっと分からへんくてありがとうございます｣
一通り教えてあげるとそう言って部屋を出ていった
末澤｢なんやったんや｣
｢余程分からんかったんやない？｣
小島｢Aもテストあるんやないの？｣
｢あるよ ちょっと今回やばいかも｣
リチャ｢Aって出席日数足りてるん？｣
｢ギリ？ 私テストで10位以内に入る代わりに進級させてもらってるってのもあるかな｣
福本｢え、まじ？ てことは毎回10位以内入ってるってこと？｣
｢そゆこと 日数足りてなきゃ進級できへんし｣
正門｢Aさ 進路考えてる？｣
｢……｣
佐野｢Aちゃん？｣
｢考えてなくはなかったけど｣
末澤｢けど？｣
｢もし私が大学行くってなったら予定では今大学生の3人は再来年には卒業するやん？やから私だけ遅れて活動狭めることになるよなと思って｣
｢やから私はこのままさっさと高校卒業してこの仕事に専念しようと思ってるよ｣
リチャ｢Aがほんまにそれでいいならええと思うで｣
｢まずこの時期に進路変更は無理ありすぎやしね まぁ私は生涯ジャニーズに捧げるつもりで生きてるから｣
末澤｢かっこええやん｣
｢んふふ やろ？｣
小島｢今のなんかムカつくわ｣
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作者名：もる | 作成日時：2020年11月8日 22時
