末澤の心配事 ページ2
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末澤｢リチャちょっといい？｣
リチャ｢ええけど｣
末澤｢俺一人じゃちょっと抱えきれへんくて｣
リチャ｢なんかあったん？｣
末澤｢この前康二がこっち来ててさ話を聞いたんやけど｣
〜
末澤｢こーじ久々やな いつも見てるで｣
向井｢ありがとう ごめんな急に呼び出して｣
末澤｢全然ええけど？｣
向井｢末澤には話しておかないといかんことがあってさ｣
末澤｢うん｣
向井｢俺が東京に言った理由なんやけど自分の意思で決めた言うたやん？それは勿論ほんまなんやけどなもう1つ理由があるねん｣
末澤｢理由？｣
向井｢実はAを関西に残させる代わりに俺が東京に行くことになってん｣
末澤｢は？なんやねんそれ｣
向井｢Aが去年のたまアリのコンサートとか8.8の裏方やってたやん？あれはAがどれだけ動けるかを見てたらしいねん｣
末澤｢え、じゃあもしAがあの時ミスでも起こしてたら｣
向井｢どうなってたか分からへん｣
末澤｢まって、それAは知らんのよな｣
向井｢俺が東京行ったほんまの理由も全部知ってるのは誰もおらんから もし言ったのがバレたら俺もAもどうなるか分からへん｣
末澤｢なんやそれ｣
向井｢もっと早く伝えるべきやったとは思ったんやけどごめん｣
末澤｢別に康二は悪ないから 言ってくれてありがとう｣
〜
リチャ｢意味わからんのやけど｣
末澤｢佐野とAが付き合ってんのは別にいいんやけどそれがもし上に伝わってしまったらって考えたらどうなるか分からへんやん｣
リチャ｢いつになく末澤が真剣やったのはそういうことやったんか｣
末澤｢佐野に伝えるか迷ったんやけど負い目を感じて欲しくないしそれに2人ともこれだけ俺らにも黙ってたんやから口に出すことはないやろうし仕事に支障きたす様な2人でもないし｣
リチャ｢そうやな 難しいわ でも正門達には何かあった時のために伝えた方がいいかもな｣
末澤｢この後関バリあるから正門と小島には俺から伝えるわ｣
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作者名：もる | 作成日時：2020年11月8日 22時
