サザンカ【Aぇ! group】 (ページ26)

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Can do Can goから始まって何事もなく無事に折り返し地点まできた

Aぇ! groupとして初の単独コンサートを発表して直ぐに私は舞台裏へ戻った

｢ちょっとごめんなさーい！｣

スタッフさんやJrのみんなをくぐりぬけて急いで手配しておいた花束を取りに行く

少年忍者15人に順番に花束を持ってもらった

2組のデビューが発表されると会場からはたくさんの歓声が聞こえてきた

それとは裏腹にJrたちの顔は曇っていく

｢忍者のみんな花束持ってステージ出て！！｣

｢｢｢はい！｣｣｣

Jrのみんながそれぞれグループで固まって舞台裏は静まり返っていた

泣いているJrだっている

こんな時でも私はAぇ! groupの元には行けなくて次のスタンバイの準備に取り掛かる

次は私もステージに立つ

出演者全員で歌うFire beat

それにこの曲を歌う事は決まっていたけどデビューの流れをいうわけにもいかないからリハーサルは本番とは異なる立ち位置で行った

｢次のスタンバイお願いします！！リハーサルとは異なるので今から説明させていただきます｣

HiHi Jets

美少年

TravisJapan

7 MEN 侍

Lilかんさい

なにわ男子

そしてAぇ! group

そう言おうとした瞬間手元に持っていた文字が滲んでいくのが見えた

それに気づいたらもう止まらなくて私の瞳からはどんどん涙がこぼれていく

1番前にいるHiHi Jetsのみんなに大丈夫？と聞かれる始末

すると誰かが私の名前を叫んだ

末澤｢A！俺らのことは今考えなくていいから！大丈夫やから頑張れ！｣

ぱっと前を見ると6人がこっちを見てうんと頷いてくれた

｢……Aぇ! groupの皆さんはTravisJapanから3段上の階にお願いします｣

ステージに上がり出演者全員でFire beatを歌う

その後私はまた次のなにわ男子の番に向けて準備をする

藤原｢A大丈夫か？｣

｢うんありがとう｣

SixTONESが終わって入れ替わりでなにわ男子がステージに上がる

すると樹くんがこっちへ向かってきた

グッと引っ張られて抱きしめられた

田中｢ありがとうA ごめんこんな事やらせて｣

｢いいえおめでとうございます樹くん｣

田中｢俺はこれからもずっと変わらないから｣

｢分かってますまたご飯とか誘って下さいね｣

そして私は自分のスタンバイを終えてメンバーと共にステージに出た