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Aお久しぶりです。
この連休、大阪へ帰ってて。赤井さんにもお土産を買ってるので、またご都合が良い日を教えて頂きたいんですけど...



赤井さん今、どこにいる?

A今ですか?今はバスに乗ってて...工藤邸の最寄りのバス停へ向かってます。



赤井さんそうか、それは奇遇だな




「....ん?なにが...?」




そう赤井さんから返事が来たその時だった。
携帯の画面に釘付けになっていると

何やら視界に影が入ってくる。


反射的に顔を上げ、見上げれば





「よお、」


「っ...!えぇ!?」





私を挟むように、前の席と後ろの席に繋がる手すりを掴み、見下ろしていたのは、紛れもなく赤井さんで。


隣の空いた席に赤井さんは腰を下ろした。





「どうして....」


「おまえが乗っているような気がしてな」





(........さっき昴さんにバスに乗る時連絡したからな。
 迎えに来てくれたてきな....?
いやでも何故赤井さんの姿で?)




それに、ニット帽の上にフードを被っている。
やっぱりその姿だと人目を気にするのか...。


だとしたら、こっちが本物の姿ということになる。




彼の本当の姿...。

できるだけ、一緒にいたいな。


見てたいもん。






「....赤井さん、このあと暇ですか?」



「....あぁ、まあ
 特に予定はないが」



「わたし、帰りの新幹線で爆睡しちゃってたんで
 目が冴えちゃって。よければどこか行きません?」




そうお願いしてみれば
赤井さんは顎に手を添えて、何か考えた。



(....それ、癖なんだろうな
 昴さんの時もよくやるもん)




「......海でも見に行くか?
 今日は風が気持ちいい」



「海...!そうしましょ!」




それに食いつけば、赤井さんはクスッと
優しい表情で笑みを浮かべる。





何気に初の
彼とのお出かけ。






米花町につくと、赤井さんが車を取りにバス停で1人待機していると
暫くして赤井さんがやってくる。






目的地へと車を走らせている途中、


大阪での出来事を話していると



あっという間に目的地に着いた。





「わぁ...!海なんて...何年ぶりだろ...」




海に近づく為砂浜を小走りで走った。




「本当におまえは一々気持ちいいリアクションをしてくれるな」


そう赤井さんは呟いて、私の走る後ろ姿を眺めていた。






「赤井さん!ここ座りましょ!」

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設定タグ:沖矢昴 , 名探偵コナン , 赤井秀一   
作品ジャンル:アニメ
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よんたん(プロフ) - 悠希さん» 有難うございます❤︎頑張れます🥹励みです🥹🍀 (5月22日 14時) (レス) id: b102824eca (このIDを非表示/違反報告)
よんたん(プロフ) - しまさん» 赤井しゃん...❤︎笑 有難うございます🥹 (5月22日 14時) (レス) id: b102824eca (このIDを非表示/違反報告)
よんたん(プロフ) - ダイアナさん» 嬉しい...有難うございます😭 (5月22日 14時) (レス) id: b102824eca (このIDを非表示/違反報告)
よんたん(プロフ) - アンさん» 頑張れます🍀ありがとうございます❤︎ (5月22日 14時) (レス) id: b102824eca (このIDを非表示/違反報告)
よんたん(プロフ) - さくら(ふぶきち)さん» ありがとうございます❤️ (5月22日 14時) (レス) id: b102824eca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よんたん | 作成日時:2023年5月2日 1時

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