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うっすらと開いた彼の瞼の隙間に


窓から差し込む外灯の光に照らされて


エメラルドグリーンの宝石を連想させるようなその綺麗な瞳がキラキラと光り輝いた。




思わずその目に私は息を呑んだ。



その目に、見惚れて。



そして、その瞳は


あの人を連想させて








「あかい...さん?」





思わずそう名前を呼んでしまったその時だった




昴さんの動きが止まった。




それはもう、少しでもどちらかが動いてしまえば

お互いの唇が重なってしまうほどの


そんなあとほんの少しの距離で。




私は自分の言動に目を見開いた。そして口を両手で覆った。



彼もまた、大きく目を見開いている。





彼は私の頭の横についた手に力を込めると
私から顔を離した。


そして、言った。



「.......なぜ?」



「....え?
 .............あ、いや...その、」





自分でも激しく混乱している。







私の反応を見ると、彼は目をパチクリと瞬きさせたあと、



彼はフッ...と小さく笑った。






「...............この状況で他の男の名前を呼ぶなんて
 本当にAさんは....」








「え!?....いや....違くて....」






昴さんは私の上から降りると、
私に掛け布団を掛けて、彼も横になった。




「冗談ですよ、冗談」



「え...」



「今日はもう寝ましょうか」




そう言えば昴さんは私に背を向けて、眠る体制へと入る。





(冗談って.....どれが?)

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設定タグ:沖矢昴 , 名探偵コナン , 赤井秀一   
作品ジャンル:アニメ
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よんたん(プロフ) - 悠希さん» 有難うございます❤︎頑張れます🥹励みです🥹🍀 (5月22日 14時) (レス) id: b102824eca (このIDを非表示/違反報告)
よんたん(プロフ) - しまさん» 赤井しゃん...❤︎笑 有難うございます🥹 (5月22日 14時) (レス) id: b102824eca (このIDを非表示/違反報告)
よんたん(プロフ) - ダイアナさん» 嬉しい...有難うございます😭 (5月22日 14時) (レス) id: b102824eca (このIDを非表示/違反報告)
よんたん(プロフ) - アンさん» 頑張れます🍀ありがとうございます❤︎ (5月22日 14時) (レス) id: b102824eca (このIDを非表示/違反報告)
よんたん(プロフ) - さくら(ふぶきち)さん» ありがとうございます❤️ (5月22日 14時) (レス) id: b102824eca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よんたん | 作成日時:2023年5月2日 1時

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