同居人が顔面の良さと色気爆走させてる【赤井秀一】 (ページ27)

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半沢 side

「ドゥフ...ドゥフフ...
ついにあの男が一晩家を開けた...
やっと彼女とあんな事やこんな事ができる...」

深夜23時を過ぎた頃
俺は彼女の住んでいる馬鹿みたいに大きな家を眺めながら
近くの路地裏で身を潜めていた。

何やら小学生ぐらいのガキが夕方頃
家に入って行ったのが見えたが

ガキ1人ぐらい大人の俺なら失神させる事など容易い。

そのあと、愛しの彼女と
熱い夜を....ドゥフ、ドゥフ。

俺は気配を消しながらそろりそろりと、その豪邸の塀を乗り越え、庭へと侵入した。

「....鍵は閉まっているだろうから...ベランダに入って彼女にだけ気づくぐらいの物音を立てて、彼女が不審に思いベランダを開けたところで作戦を実行しよう」

と思いつつも、一応正面の扉のドアの部に手をかける。

すると、驚いた事に
ドアがすんなりと開いた。

「.....っ！？
　ドゥフ...あのガキ...鍵を閉め忘れたのか...
とんだ不用心だが、ナイスだ...」

予想外にも、家への侵入はいとも簡単に成功してしまった。

部屋に入ればこれはと思わず息を呑むほど広くて綺麗な内装。

「この家で...俺の愛しの彼女は
　あの男と毎晩....」

彼氏であろう憎き、眼鏡の男。
確か昴とか言ったか...？

俺は考えたくはなくても、考えてしまう。

「あぁ...昴さん...だめ...」

「....まだまだ夜は長いですよ?Aさん。....ほら、もう少し頑張って、」

「あぁっ...♡ 昴さんっ♡、昴さぁぁぁん!♡」

俺はそれを想像すると、額に青筋が浮かび
腑が煮えくりかえる。

「くそっ....今夜は俺が...
彼女を滅茶苦茶に....！！」

俺は彼女の事実であろう2階へ続く階段を
物音を立てないようにゆっくりと駆け上がった。

コナン side

「.....来やがったな...変態野郎」

俺は今、未だにぐっすり眠っているAねぇちゃんの眠るベッドで添い寝をしている。

とは言ってもこれは、作戦だ。