番外編 ついに ページ43
「はぁ……やっ…あっ……あっ……」
へにゃりと力が抜ける私の腰を
赤井さんは掴んだ。
「…んん……気持ち……イ…イ……ああっ…」
「…俺もだ、A、」
「…っ…や…だぁ…」
羞恥で顔を赤に染める私を見ながら、さっきよりも激しく赤井さんは突いてくる。
次第に音が、腰を打ち付ける度に部屋に響き始める。
「…やっ…なん…か…くる...」
「イキそうなのか?…イッていいぞ...」
最奥まで突き入れ、激しく突かれると、やがて中が痙攣し身体が跳ね上がった。
そんな私を、赤井さんは強く抱きしめてくれる。
「....すまないが、あと少しだけ頑張ってくれ」
赤井さんがまだ
俗に言う、いけてないからか、
まだもう少し、ゆっくり腰を動かす。
たぶん、私はいっちゃったのに
まだまだ彼を受け止められるみたいで、
「あっ....でも、もう...駄目.....」
気が遠くなる。
.
.
.
.
.
.
もうワケ分からん、という状態にまで至った時、
お腹の中がじんわりと温かくなって、
赤井さんもいったんだと思う。
赤井さんの動きが止まって、
私に体を預け、その体を沈ませた。
強く、きつく、抱いてくれて
大切に、キスをしてくれて
その日、私たちはそのまま裸で身を寄り添って
隙間がないぐらいに抱き合って
眠りにおちた。
起きたら、またしちゃった。
赤井さんとの2回目は
昨日よりもっと、なんか気持ちよかった。
昨日よりもっと激しかったし
行為が終わって、沢山キスしたあと、
赤井さんはタバコに火をつけて、
その横顔を私は見つめていた。
「.....これからは、いっぱいできるね」
「....ふっ...ハマったのか?」
悪戯っぽい笑みで、横目で見てくる赤井さんに
慌ててしまう。
「....違...っ!」
「良いじゃないか、
俺との、だったらな」
「.......当たり前でしょ。
...赤井さん、笑ってるけどさ
もし私が他の人とこんなんしてたらさ、どうするの?」
「...そりゃ勿論、相手を消す...ゴホン
いや、まあ、そうだな。すごく怒るだろう」
.....ん?今、消すって言ったような...
一瞬、殺気がたってたような...黒いオーラが漂ってたような、、、。
「そんな事を想像させるな、」
赤井さんは何か苛立ったようにそう言って、タバコを灰皿にジッと押し付けた。
「あ、ごめんなさい」
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色 - おぉ!!!すごく素敵です!!あ、完結ありがとうございます!!文に癖がなく読みやすいかつキュン死にしそうな心情のあらわし方!!私もジンがコナンの中で一番好きなので絡みがあったのがすごく嬉しかったです!! (7月25日 21時) (レス) @page44 id: 9c759aa54d (このIDを非表示/違反報告)
夢 - わー!完結本当におめでとうございます!最後までビックリするくらい素晴らしい作品でした…♡次回作も楽しみにします!何度でも、何度でも、この作品を見返します!!! (5月31日 21時) (レス) @page44 id: c6afe0fcd4 (このIDを非表示/違反報告)
Ree(プロフ) - 完結おめでとうございます!♡凄く面白くて終わってしまうのが寂しいです!黒の組織との絡みも最高でした!次の作品も楽しみにしてます。素敵な作品ありがとうございました! (5月31日 20時) (レス) @page44 id: dbef1d39c6 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - 控えめに言って大好きですいつも頭を抱えて悶えるくらいにはニヤニヤしながら読んでます^_^応援してますp(^_^)q (5月26日 0時) (レス) @page16 id: 4fadfce2cc (このIDを非表示/違反報告)
ルル - 安室さんの感情的な性格を上手く描けてて凄いなぁって尊敬しました!赤井さん...。夢主の気持ちを考えたらすごく辛い!泣 こんなに感情移入できる作品に占いツクールで出会えるなんて感激です。本当に応援してます! (5月26日 0時) (レス) id: 2ec2080ab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よんたん | 作成日時:2023年5月22日 14時