番外編 初夜 ページ38
赤井さんと婚姻届を出すまで
あと3日と言う所まで至ったある日のこと。
「まだ.....えっちしてない...」
「ぶふっ!ちょっ...いきなり何言い出すんだよ!」
家に快斗が遊びに来ていた。
そんな快斗に気づけばそんな事を口にしていた。
「あっ...ごめん...」
「不意にそんな言葉出てくるなんて
どんだけ深刻に悩んでんだよ!」
そう、快斗の言う通り
深刻なのだこれは。
もう、ずっと頭にあるんだよ、これが。
快斗は吹き出した紅茶をティッシュで拭き取りながら
呆れたように言った。
「どうせAが恥ずかしがって土壇場で逃げんだろ」
「なんで分かったん」
「そりゃそーだろ、同棲して暫く経ってんのに
しかも恋人って関係であるのに男が手を出そうとしない訳ねぇだろ」
「......うぅ....だってさ...裸見られるとかやばいじゃん
お胸揉まれるとかえぐいじゃん、下触られるとか...そんな...足の間に、あれが入るとか......ハッ...このへんたい....!!!!!!!」
「うわっ!!!!」
私は快斗の頬を引っ叩いた。
「....なっ...なんで一人で想像して一人でテンパって
俺が殴られるんだよ!!」
「.....ごめん、」
「.....はぁっ...たく、仕方ねぇな
....なぁ、実際どこまでやったんだよ、あの人と」
快斗にそんな事を聞かれ、色々思い出して
ぽっと火照った頬を両手で押さえた。
「.......こ、この前は....
深いキスをしながら、 お腹を触られる所まで...。それも素肌を触られました...///」
「はぁ!?それだけ...!?」
「.....いや多分...胸を触る為にお腹から侵入して来たんだけど、あは、恥ずかしくなっちゃって」
「赤井さん可哀想すぎだろ
あーあ、聞いてられねーわマジで」
「..........ん?あんた.....
なんでこの話聞いて余裕なの?
新一は顔真っ赤にしてたけど
....まさかあんた、.....もう経験済みとか言わないでしょーね!?この変態が!!!!!!!」
次はグーパンを決めようとすれば、それを阻止される。
手首を捕まえられた。
「...そんな事、親戚に話してんじゃねーよ!へんたいはおまえだよ、このヘタレ女!」
「おまえって言ってんじゃねー!!!」
そんなこんなで
私は赤井さんとまだ、体が結ばれていない。
のだが、
今日、私は
初めて赤井さんと心も体も繋がる日となる
記念日なのだ。
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色 - おぉ!!!すごく素敵です!!あ、完結ありがとうございます!!文に癖がなく読みやすいかつキュン死にしそうな心情のあらわし方!!私もジンがコナンの中で一番好きなので絡みがあったのがすごく嬉しかったです!! (7月25日 21時) (レス) @page44 id: 9c759aa54d (このIDを非表示/違反報告)
夢 - わー!完結本当におめでとうございます!最後までビックリするくらい素晴らしい作品でした…♡次回作も楽しみにします!何度でも、何度でも、この作品を見返します!!! (5月31日 21時) (レス) @page44 id: c6afe0fcd4 (このIDを非表示/違反報告)
Ree(プロフ) - 完結おめでとうございます!♡凄く面白くて終わってしまうのが寂しいです!黒の組織との絡みも最高でした!次の作品も楽しみにしてます。素敵な作品ありがとうございました! (5月31日 20時) (レス) @page44 id: dbef1d39c6 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん(プロフ) - 控えめに言って大好きですいつも頭を抱えて悶えるくらいにはニヤニヤしながら読んでます^_^応援してますp(^_^)q (5月26日 0時) (レス) @page16 id: 4fadfce2cc (このIDを非表示/違反報告)
ルル - 安室さんの感情的な性格を上手く描けてて凄いなぁって尊敬しました!赤井さん...。夢主の気持ちを考えたらすごく辛い!泣 こんなに感情移入できる作品に占いツクールで出会えるなんて感激です。本当に応援してます! (5月26日 0時) (レス) id: 2ec2080ab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よんたん | 作成日時:2023年5月22日 14時