同居人が顔面の良さと色気爆走させてる【赤井秀一】続編

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安室 side



「これはどういう事だ、バーボン」



赤井に変装した俺を見て、ジンはすぐに
正体が俺だという事に気がついた。

ウォッカはそんな俺とジンのやり取りを見て、拍子抜けしている。




「僕は調査していました。この姿で。
　この姿であいつの仲間に近づき、彼らの反応を見て
　赤井が本当に死んだのかを。

　ジン、あなたはこの事を知っていましたよね」
　


「ああ、知ってるが。」




「ラムから工藤新一の情報をも求められていましたから
　工藤新一の親戚である彼女に
　僕はこの姿で彼女に接触しました。
　彼女は毛利小五郎とも親しい。
　日本警察やFBI内情を探るためにも
　彼女に近づくには我々組織にとって良い情報を得られると思ったからです」




「我々が探っている人物のほとんどが
　彼女と関わりが深かった。
　現に今まで彼女を騙していました。

　だから先程は言えなかったのですが...

彼女の言う赤井は

　赤井に変装したこの僕の事を言っています。」






(我ながらうまい作り話だ...
これならジンを騙せる...)




「.....彼女は赤井本人の事を知らない。
　けどまだ僕は、彼女の周りの情報を探らなければならない。赤井もまだ死んでいると確信はできていない。
僕はまだ、彼女と接触しなければならない。さまざまな真意を知るにはこの姿でね。」




「つまり、Aは赤井本人と
　全く関係が無いと言うんだな」
　



「えぇ、だからすぐに彼女を解放してくれると有難い。
　これ以上彼女に赤井の事を話すのはやめて欲しい。
　僕の調査に支障が来たす」




「..............そうか、」




(....信じた....！？
.....よし、あとはここから無事彼女を脱出させるだけ)





「彼女の僕の変装である赤井への信頼が欲しい。
　この姿で、僕が助出すフリをします。
　それで良いですか？」




そう問いかけた時のジンの目は




何故か




見た事ないぐらいの


息を呑んでしまうほどの目をしていた。






「ああ、好きにしろ」

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