同居人が顔面の良さと色気爆走させてる【赤井秀一】続編

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「その3人の何を聞き出したいと言うの？」



顎に添えられたジンの手を掴み下ろした。
その私の手をジンは目で追っていた。







新一と小五郎のおじさんは有名な名探偵だ。
闇組織として生きる彼らが敵視していても、おかしくはない。


だけど...赤井さんは？なんで？


流れ的に赤井さんも名探偵とか？



いや、一先ず考えるのはやめよう。


とにかく彼らの事を詳しく話してはいけない。


寝言で呟いていたというだけの赤井さんの事は
しらばっくれる事ができる。





「新一と小五郎のおじさんはともかく
　赤井...？誰ですか？それ」


そう言い放つと
ジンは眉をピクリと動かした。

そして私が掴んでいた手を掴み返される。



「っいっ...！」




(痛い...！)





「偶然とは思えねーな
　おまえの言う赤井は、赤井秀一の事じゃねーのか」



「.....知らないって......っ！んぅ！」




ジンのもう片方の手で頬を強く両サイドから掴まれた。




「何故そう言い切れる？
　普通、知らねぇと断言する前に
　名前以外の情報を知りたがるはずだ」



「は、な...して、」



「言え、赤井とはどういう関係だ
　返答によっちゃあ一生ここから出られねーぜ」




なんなのよ
なんでそんな敵意が詰まった目をするの



怖い、怖いーーーーー。



恐怖心で足がすくむ。



ジンの冷たい視線に耐え難くなって
視界が曇ってきたその時、






安「.....ジン、その子が赤井のことを知ってたとして
　 何がそんなにいけないって言うんですか？
　 赤井はもう、死んでるんですよ」







死んでる....？


は？死んだ事になってんの？赤井さん


ていうか安室さん、そんな所で壁にもたれてポーカーフェイス気取ってないで助けてよ！！




ジ「.....ああそうさ、
　 赤井は死んだ、俺たちの目の前でな。
　 ...だが見させてもらったぜ
おまえの携帯の着信やメールの履歴をよ、」





「.....っ！違っ！」



(そんな、...なんて誤魔化せば良いの....？)






「....キール、てめぇ
　本当におまえ、赤井を殺ったんだろうな？」



ｷｰﾙ「何を言うのジン。
　 あなたも見てたじゃない」




「......私がやりとりしてた赤井は
　秀一なんて名前じゃありません
　あれは私の....親しい友達で
　あなた達みたいな組織に...彼を教えるのが嫌だったから
　しらばくれただけです」



「....ほう...親友...」





無理だ、信じてくれるわけない。

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