同居人が顔面の良さと色気爆走させてる【赤井秀一】続編

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安室さんの家の近くのスーパーで買い物を済ませて
彼の家へとやってきた。




「うわっ...本当に一人暮らしですか？」

「じゃなきゃ、あなたを連れ込んだりしませんよ」




男の一人暮らしにしては綺麗に整理整頓された部屋。
そしてセンスの良い家具たち。



「ほらほら、感動してないで
　早速本題に取り掛かりましょう」


「あっ....はい。宜しくお願いします！」




やはり、女性は家庭料理が得意な方が良いですね、という安室さんの発言により


家庭料理の定番、ハンバーグと、それに合うスープを作る事になりました。




「わたし、包丁握った事数えれる程しかないぐらい
　料理しないんですよね」


「大丈夫、コツを掴めばすぐにできるようになりますよ」




そう言って安室さんはスーパーの袋から野菜を取り出し、
それを私に渡してくる。




「まずは野菜の皮むきから始めましょう」














安室さんに手取り足取り教えてもらいながら
なんとかハンバーグを完成させる事ができた。



野菜を切る時包丁の持ち方がなってなくて、後ろからまるでバックハグのような体制で持ち方を変えさせられて
ちょっとだけキュンとしたのは内緒。





「うん、美味しいです
　初めてにしては上出来だと思いますよ」


「うわっ...本当だ美味しい
　ちゃんと作り方メモしとかなきゃ」






仕事で使っているメモを取り出し安室さんに教えてもらったレシピを記入していれば
クスクスと笑った声が聞こえてくる。




「なんです？」


「いや、本当に
　あなたを見ていると、自分が普通の一般人になれたような...そんな感じがして」


「え？安室さん一般人じゃないんですか？」


「.........いやー本当に美味しいですね、これは」




なんか雑に逸らされたな。

まあ良いけど。気にしない気にしない。



　

食事を終え、片付けをすまし

「美味しいワインがあるので良かったら飲みませんか？」と、安室さんがワインを出してくれたので頂く事となった。




そこから普通に談笑してたら
ワインも進む進むで


暫くしてから酔って、いつの間にか寝てしまった。









「.......全く
　本当に警戒心のカケラもないお方だ」



「まぁそれだけ信用してくれてるという事か」



と、安室さんは寝ている私を抱き上げ、彼のベッドへと寝かせてくれた。

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