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初めて ページ27
お風呂に入り、テレビを見ていると、インターホンが鳴った。
誰だろう、そう思ってモニターを見ると豪さんだった。
忘れ物でもしたのかな?
「どうしました……って、わ」
ドアを開けるといきなり抱きしめられた。
その間に豪さんはドアと鍵を閉めていた。
器用な人。
「忘れ物したから」
「なんですか?その忘れ物って」
「A」
「え?ちょっ」
軽々と持ち上げられ、ベッドに降ろされる。
私の頭は何が起きているのか、全くわからなかった。
「……俺、Aのこと大事にしようと思ってたけど。ダメみたいだ」
「待って、待ってください……わたし、私……その、こういうコトしたことなくて」
「あっ……ごめん……」
「謝らなくていいんです!嫌って訳じゃなくて……どうしたら良いのか……」
豪さんはそれを聞いて微笑んだ。
どういうこと?
「大丈夫、俺がいるから」
「……よろしく……お願いします……?」
「ああ」
2人して、ベッドに沈んでいった。
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作者名:アンドロメダ | 作成日時:2019年9月11日 20時