佐野さんに色々してみたいしされてみたい【あなたの番です】 (ページ8)

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キスマーク付けられたページ8

朝、普通に起きて、朝ご飯食べて、歯磨き。
ふと、シャツから見える赤い痕が気になった。
鏡に近付き、シャツを捲る。
この痕は間違いなくキスマークだ。
急いで歯磨きを済ませ、豪さんのところへ向かう。

「どうした？」
「どうした？じゃないですよ。これ、何ですか」

鎖骨辺りに付けられたキスマークを見せる。

「キスマーク……だけど」
「なんで付けたんですか」
「……最近、事件を解決するとか言って……色々な人と会ってるから」
「あたしは……豪さんしか好きじゃないですから」

そう言うと、強く抱き締められた。
照れ隠しとしてハグをするのはわかってる。
バレてないと思ったでしょ？

結果
彼はきっと、あなたが危険な目に遭わないか、とか
他の男に取られないか、とか色々心配しているはず。
心配させないように、素直になれなくても、「好きだよ」と
さりげなく言ってみましょう。