Fischer'sの中には魔王様がいるようです (ページ8)

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番外編入れ替わってる！？ページ8

寝て起きたら隣に私がいた。
ん？私は私。目の前にいる私は誰？
つか誰だよ私。とりあえず気持ち良さそうに眠ってる私を叩き起す。
何これ私の手じゃない。どういうことだよ。
私(？)「ん？」
目の前にいる私が起きる。
『は？』
私が声を出したら私の声じゃない。いつも聞いてる諒の声。
どういうメカニズムだよ。
私(？)「何で俺がもう1人…」
『俺って呼ぶな私そんなん言わない！』
私(？)「いや、俺も私なんて言わねぇよ！」
どういうこと？いや。まさか。そんなことは有り得ない。
もしかして…
『「俺達…
私達
入れ替わってる！？」』
君の前前前世から僕は君を探し始めたよ〜ってやつですか。
『うわぁぁぁぁぁ一生タラコなんて嫌だぁぁぁぁぁぁうわぁぁぁぁぁ』
シ(私)「おし、立ち上がれ」
『うわぁぁぁぁぁ諒チビィィィィィィ嫌だぁぁぁぁぁ』
シ(私)「っしゃあ！俺身長高い〜！」
『身長高い方がいいよぉぉぉぉぉぉぉ』
身長高い方がカッコイイよぉぉぉぉぉくそぉぉぉぉぉ！
ドヤ顔してる私ウザ。今気付いた。
『あーでも、普段諒がしてることできるかも。ちょっと寝っ転がれ』
シ(私)「は？…何すんだおめェ。えっ、ちょ、待ってください」
『待たないもーん』
シ(私)「あ、ダメッ、おかしくなるっ」
『自分のいいところはわかってるもんね』
擽りで弱いところは分かってる。私だもん。
シ(私)「って違うだろ！」
『ちーがーうーだーろー』
シ(私)「それちょっと古い」
『え…』
それより。
『諒がしたいことって何？』
シ(私)「え？え…」
『あ、わかったー！変なこと考えてんでしょ』
そっと耳元で囁く。
『今日は俺で満たされろ…ってね？』
うわ、我ながらイケメン。タラコだけど。
何か色んなことしてたら戻りました。