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夜の事件 ページ9

『じゃあコンビニ行ってくる』
シ「おう!」
『留守番よろしく』
シ「お前、何か忘れてね?」
いや、財布と携帯と鍵ぐらいでいいでしょ。
『何?』
チュッ
シ「いってらっしゃいのチュー」
『い、行ってくる!』
シ「いってらっしゃーい」
急いでドアを閉める。鍵もかける。
何だあれ。新婚さんかよ。
『…バカ』
そう思ってコンビニに行く。

『まぁ適当でいっか。お菓子ぐらい』
ポテチとグミとか色々買う。
何でも、動画で使うらしい。
レジに並んで、会計をしてもらう。
店員「ありがとうございましたー」
コンビニを出ると、何となく気配がする。
『…嫌な予感』
もしかして、ストーカー?
もしかして、組織の人間?
組織の人間はどう考えてもありえないし、ストーカーと仮定しよう。
もし相手が刃物を持っていた場合、危険なのですぐに武器を奪い取る。
気配がする。振り向くと、刃物を持った女か男かわからないけど人間がいた。
『っ…』
「…死んじゃえ…」
『その刃物で刺してみろよ、死を願ってるなら』
だけど刺そうともしない。震えている。
『どうした?子犬みたいに震えてるけど』
「シルクは…シルクは…」
シルク?シルクがどうして?
「あなたみたいな人、好みじゃないのに!」
そう言って刃物を振り下ろしてきた。
『危ない』
「どうして…どうして…」
動きから察するに、あまり扱いに慣れてないんだろう。
相手は女なので、無闇に傷つけたくない。
隙があったので、刃物を奪い取る。
『こんなことしても何にもならないよ?』
「っ……」
『今回は警察には通報しないでおくけど』
『次他の人や私とかにこういうことしたら今回の件と次の件、併せて言うからね』
「はい……すみません…」
『じゃあもう暗いから、帰って。夜暗いから、気を付けてね?』
「ありがとう…ございます…」
『いいのいいの』
何とか解決したし、良かった。
でもたまには怖い人もいるのか。

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設定タグ:名探偵コナン , Fischer's , シルクロード   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:アンドロメダ | 作成日時:2018年1月1日 16時

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