暴れん坊のマネージャー

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壱馬side


遅い、遅すぎる



もう集合時間になるというのにAが来ていない。いつもなら誰よりも先に来てるのに。




陣「A遅いな」




翔「どうしようAさんになんかあったら」




慎「そんな縁起でもないこと言わないでくださいよ」




L「でもさすがにAにしては遅すぎない？」




彰「ですよね、」




コンコンッ




北「誰だろ、Aかな？」




そう言って北人がドアを開けようとすると




神「失礼しま〜す」




北「え？」




壱「、、は？」




なんであいつがおんねん




陣「Aはどうしたんですか？」




神「Aさん今日体調が悪いらしくて、お休みするそうです。なので代わりに私が担当してくれって頼まれました♡」




体調不良？いつも具合悪くなったり、休んだりする時はグループLINEに必ず一言入れてるAが俺らに無断で休むはずがない




彰「それほんと？」




神「ほんとですよ！も〜やましょーさん私のこと疑ってます〜？」




あいつは楽しそうに話しているがやましょーさん含めここにいるあいつ以外誰も笑っていなかった




健さんなんか完全に機嫌が悪くなっている




彰「疑いまくりやね」




彰「まずAは休むとき必ず1番に俺らに連絡するんよ。他の誰でもない、俺らに。」




彰「んで次、あんた最近俺らによくちょっかいかけてくるよな？なんで？」




神「それはっ、Aさんの大切な方達だから私も仲良くしなきゃって、」




やっぱりやましょーさんは頭がキレる。




あいつがちょっと動揺しだしたってことは、今の話も嘘ってことになる



慎「そんなことする必要ないと思うけど？」



神「えっ」



慎「だってAさん連絡先交換しただけでそんなに話したことないって言ってたし」



慎「俺らと仲良くする前にAさんと仲良くないじゃん笑」




神「っ、、」




慎が追い打ちをかけたところであいつは喋らなくなってしまった



壱「で、本題。Aはどうしたん？」




神「、、、」




一向に口を開く気配がない




壱「もうええわ。俺らが自力で探したる」




そう言ってAを探しに行こうとした時




神「あんな奴のどこがいいのよ！！」




急にあいつが大声をだした



''あんな奴''というのは恐らくAのことだろう




壱「ふっ、言わなくてもわかるやろ。他の誰とも比べられないぐらいAは最高やから」



あいつに向けてそう言うと、俺らは部屋を飛び出した

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