ウサギ先生は鈍感です【魔入りました！入間くん】

〃 ページ33

Aside




『…それでさ、何で来たの？』


怒りのあまり、微かに震える。




『あんたらが来たら、師団披露どころじゃないんだよ！？少しは、自分の偉大さに気づけ！！』


「誉めてる？」


『誉めるか！！』


実際にね、そんなことがあったのよ。


師団披露＜兄だからね！？


元三傑と、イケメンということもあって、老若男女寄ってくる。


一時期、私も被害受けたし。


「…去年は来れなかったし、いいよな」


『ん、何が？』


「この認識阻害メガネを外したら…」




「「どうなるか」」


すると、兄さん達は認識阻害メガネを





外した


ﾜｱｱｱｧｧ


途端に、大人数の悪魔が、やって来た。


「きゃあ！メフィルト様がこちらに！！」


「相変わらずのイケメンだ！！」


「去年はどちらに！？」


「母さん、メフィルト様とアールガン様だ！！」


『…わぁ』


こうなるとは思ったけどさ。


『カルエゴ君、行こう』


私は、カルエゴ君の腕を持ってそこから立ち去った。


…ロビン君？あの混雑に交じってたから置いてきた。

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