ウサギ先生は可愛い【魔入りました！入間くん】 (ページ7)

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入間side

「不正があったらすぐに分かるからな……」

ジロッと僕の方を見られる。

「危険は無いんですか」

とある生徒が聞く。

カルエゴ先生は当たり前と言うような口調で、

「愚問だ。使い魔の召喚は[継続可能な種族を呼び出し使役する]

もし使い魔が主人に刃向かえば」

モニターを出し、

ﾊﾞﾁｨﾝ!

「処罰が下る。それほどまでに濃い血の契約なのだ。」

モニターに穴を開けていた。

他の生徒は、

うおおぉ

と歓声(？)を上げた。

「心してかかるように。」

僕の隣を通って言った。

怖い……

「敵意、丸出しですねあの男。」

アズ君がそう言う。

本当にそうだよね……

よっぽど入学式の騒ぎが気に入らなかったんだろうな……

そう、うーん…と悩んでいると、

ﾁﾗﾁﾗ

金髪の可愛い人がキョロキョロ窓から見回していた。

だが、カルエゴ先生と同じような服だから、ここの教師なんだろう。

暫くそこを見ていると、あちら側も気づいたのか、手を降ってくれた。

(可愛いな…)

特にウサギの垂れ耳が可愛らしい。

思わず、少し顔を赤くする。

「？入間様、どうしたんですか？ご命令とあらば特攻しますが！！」

「いや、だめだめっ」

これ以上、あの先生の機嫌を損ねたら駄目だから！！

「そこっ早く並べッ」

そうこうしているうちにカルエゴ先生から言われた。