処刑玉砲 ページ47
Aside
『やー、入間くん』
「A先生!?」
どうも。いきなり理事長に呼ばれ、入間くんの処刑玉砲の練習に付き合わされた、Aです。
「では、私達めがお相手させていただきます」
そう言ったのはオペラ先輩。
『まずはボールをキャッチしないとね! 』
避けるのが達人級に上手い彼は、まずボールをキャッチしないと意味がない。
「せ、先生から投げてくれますか?」
オペラ先輩の球が怖いのだろうか。
『OKです!』
私はオペラ先輩からボールをもらい、勢いよく。
投げた
「ひぃ!?」
勿論、避けられるが。
「…あなたは加減というものを知らないんですか。」
『そんなのしたことなくて。』
いつも全力!でやってるからね。
私が投げたボールは半壊し、遂には壁を破っていた。
「やはり、私だけお相手します。Aは危ないので」
『…へい』
久しぶりに入間くんと話せると思ったのにぃ。
「なら……後でウサギのぬいるぐみを作ってあげますよ」
『業務に行って参ります!』
オペラ先輩のぬいるぐみ、ふわふわで気持ちいいんだよ!
あれを作ってくれるなんて!!
神様、仏様、オペラ様!
私はルンルンとその場を離れていった。
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作者名:パンダアイスマン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hompe6/
作成日時:2021年8月22日 11時