ウサギ先生は可愛い【魔入りました！入間くん】 (ページ20)

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Aside

「初めて遊びに誘われた！入間ちどうしよ！！」

そんな声が聞こえた。

※彼女は3階の防音部屋に居ました。

中庭に降りると、クララと入間君が居た。

とても楽しそう。

アズアズは？今ちょっと野暮用で…

と、何気ない会話を見守ってると、

「おっ」

『！！』

「クラり～ん。最近つれないじゃんかー、またジュース出してくれよ」

『…はぁ』

注意しようと使い魔を出そうとするとクララが立った。

「ちょ」

入間君も困り顔で言おうとするけど、

「みてて！」

悪戯っぽい顔で笑い、ズンズンとあの悪魔に近づいていく。

「とりあえず冷たいやつを3人分…」

そう言い終える前にクララはポケットから

「で？」

『クララｯ！？』

…自販機を彼の頭にぶつけたのだ。

「よっちゃーん！！」

回りの生徒は慌てている。そりゃそうだ。

「お金入れたら沢山飲めるよ！バイバイ！」

ヒィィィッ、と生徒らは逃げていった。

「…ハハ。やっぱりやりすぎ…」

クララは笑顔だった。

『全く。今度言ったらぶっ飛ばすって言ったのに』

現在、あの生徒をぶっ飛ばしてる。

「ｶﾞｯｶﾞﾊｯ…」

「ｺﾞｯﾎｯｳﾞｯ」

彼らは悲鳴をあげているがそんなの関係無い。

『これでも私、強いから。敵に回さないようにね』

「「「はっはい…」」」

『じゃあね～♪』

少し服に血がついたがいいか。

いやーすっきりしたわ。

『あっ最後に』

私は彼らの方を振り返った。

『今度、またやったら、本当に、一人の悪魔として、倒すから』

怯えてる彼らに紅目兎(デットアイ・ラヴィッ卜)を背に召喚させ、悪魔らしい笑顔で言い、立ち去った。