クララ、突入! ページ11
入間side
皆様こんにちわ。
鈴木入間(14)です。
本日は授業で使う教材の配布日です。
アズ君に着いてきてもらったら、見覚えのある先生が通ってきた。
『あ、入間君だ!!』
「何で、僕の名前を…?」
『有名だよ!それにあの時目が合ったしね♪』
「…//」
まるで少女を装うような眩しい笑顔に思わず照れる。
「失礼ですが…名前をお聞きしても宜しいでしょうか。」
そっか。アズ君は初対面なのか。
そういえば僕も知らないな。
『私?Aだよ。気軽にA先生って呼んでね!』
「はい。私は」
『アリス君!だよね?』
「…そうです。アズモデウス・アリス。よろしくお願いします。」
『よろしく!』
「あ、配布教室に行かないと!」
『そっか!』
「えーと、悪魔の基礎、呪術薬学……拷問学……」
前半はまぁまぁいいとして、中半から怖いのが…
「実技が楽しみですね!」
「うぇっう…うん」
『入間君の実技、気になる!!』
「は、はは……」
先生、そんな期待しないでください…
「あっここだ。」
配布教室と書いてある。
だが、
ギャン ガヤガヤ
「ムッ何やら騒がし…」
「ンローリング______!!」
『は!?』
急に何かが転がってきて、
バコーン!!
…段ボール箱に飛び込んだ。
「ええぇ ちょ」
心配になり、駆けつけると
「ストラーイク!!あっはははは!!」
女の子…?
「だ、大丈夫?」
すると、アズ君が慌てて
「!いけません入間様!!話しかけては…」
「えっ」
一度アズ君の方を振り返り、女の子の方に視線を戻すと…
『あらら』
キラッ キラッ
…キラキラした目でこっちを見ている。
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作者名:パンダアイスマン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hompe6/
作成日時:2021年8月22日 11時