角名倫太郎 �� ページ35
ふと横を見ると、角名くんがこちらに来ていた。
『…久しぶり。』
とりあえず挨拶しておく。
「久しぶり…確かにこうやってちゃんと話すのは久しぶりだね。」
『え？』
「たまに練習場いるじゃん。」
気づいてたんだ。正直意外だと思った。
『知ってたの！？』
「うん。名札つけてるし、高校生の頃と見た目あんま変わってないから。」
『う、そんなに芋っぽいですかね…。』
ちょっと恥ずかしくて苦笑してしまった。
「いや、昔からすごい綺麗だよね。」
え。そんなこと言うんだ。褒め上手だなぁ。
『あ、ありがとう、ございます。』
「ふっ、なんで敬語？」
角名くんの笑顔、高校生の頃よりさらに大人っぽくなってて、かっこよくて、けっこうドキッとした。
「休み取ったの？」
『うん。入れ替えてもらったんだ。今日と明日は休み〜。』
私が笑ってみせると、角名くんは少し驚いた顔をしてからまた笑顔になった。それは多分、私が角名くんと喋ってて初めて笑ったからかもしれない。緊張しすぎて表紙が固かったんだろうな…。
『角名くんはオフでもトレーニングしてるでしょ？』
「うん、まあ。日課だから。」
『高校卒業した後もバレー続けてるの、ちょっと意外だった。』
「そ？」
『うん。角名くんて、まんまりバレー大好きー！ってかんじではなさそうだったから。』
「んー。」
微妙な返事をしながらお酒を飲む角名くんにつられて、私もグラスのワインを飲みほした。
ついでにLINEも交換し、一発目に送られてきたキツネのLINEスタンプの話題でちょっとだけ盛り上がった。
その後、同窓会も盛り上がり、私はなぜかビンゴでドライヤーを当てた。ドライヤーの紙袋に角名くんのサインをそっと入れさせてもらう。
みんなとの話に盛り上がり、その勢いでお酒のペースも進む。
「A、ちょっと飲み過ぎじゃない？」
そんな角名くんの声が、心なしか随分遠くに聞こえた。
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ささ - カカオ豆さん» もしかしてオタク目線さんの動画でしょうか？ (4月28日 2時) (
レス) @page17 id: da6415c66e (このIDを非表示/違反報告)
May(プロフ) - カカオ豆さん» マジですか！？夢女の友達が言ってたことそのまま書いてたりするんで、他の投稿者の方と被ってるネタが多々あるかと思いますがご容赦ください…。コメントありがとうございました！ (4月24日 9時) (レス) id: 4eabb26cfb (このIDを非表示/違反報告)
カカオ豆 - 最近ハマってる動画でこんなんあった気がし無くも無くも無い訳でも無い (4月23日 16時) (レス) @page22 id: 2427934c56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：May | 作成日時：2024年3月7日 16時
