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第二十七話 ページ30

旅行から丁度、半年くらい経った頃____



鏡花ちゃんが行方不明になった



それを知ったのは紅葉さんが私の部屋に来て尋ねたからだ

「鏡花を知らぬか」

『見てませんよ、どうかしました?』

「鏡花が戻ってこないのじゃ。こんな事は今まで無かった」

その時の紅葉さんの顔はとても悲しそうな顔をしていた


触れたら消えてしまいそうなくらいに


鏡花ちゃんは何処へ言ってしまったのか

もし仕事に失敗しポートマフィア内で始末されたとすれば幹部の紅葉さんには知らせが行くはずだ


だからそれは無い


だとすれば考えられるのは3つ


敵組織に命を奪われたか


それとも生きているまま捕らえているか


自ら姿を消したのか



『鏡花ちゃんを探しましょう。私も手伝います』

「ありがとう。A、其方だけはわっちの側に居ておくれ」

『勿論です』

それからの私は鏡花ちゃんの今までの仕事内容を確認し、その現場に足を運ぶ

首領に許可は貰っている


首領も鏡花ちゃんを心配しているらしい


そんな風には見えないけど


鏡花ちゃんはポートマフィアに必要な存在だから


いや必要な能力だから


『何も手がかりがない』

今は鏡花ちゃんが最後に行った仕事場


電車の中だ


任務内容は人虎を捉える事


梶井さんも一緒の任務だ


梶井さんに話を聞いたが知らないと言っていた


後は鏡花ちゃんの異能力を操っていた芥川龍之介のみ


名前は聞いたことがあるが会った事はない


たしか遊撃隊


外套を変形させ自在に操る異能力


恐ろしい異能力だと聞いた


緊張するな




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話の都合上、鏡花ちゃんが探偵社に行った時期がずれています。


ご了承下さい

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作者名:凛霞 | 作成日時:2016年12月27日 0時

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