学園というものは、王子が必ずいるものか！？【苺の王子】 (ページ42)

今日:2 hit、昨日:8 hit、合計:28,189 hit

文化祭！６ページ42

沙乃ｓｉｄｅ

莉犬のクラスのタピオカ店でるぅとと話してると、

？「貴女の名前、蜜木沙乃で合ってるわよね？」

不意に話しかけられた。

沙乃「え？あ、まぁ…」
？「良かった！私、貴女のファンなのよ！」

ファン？
今、ファンつった？

沙乃「えぇ？ｗすみませんが私ファンクラブないんですよー。」
？「いや、いいのよ！私は貴女を見てるだけで幸せになるの！あの、友達になって下さいません？私3年Ｂ組の、さ…愛優と申しますの！」

あれ？
この人、さって言いかけたよね…？
何の『さ』？

愛優「ダメ…？」

誰かに似てる……？

るぅと「(沙乃ちゃん、早く返事しないと相手の方に失礼ですよ。)」
沙乃「(あ、そか。)」

沙乃「えっと、いいですよ？友達なりましょ！」
愛優「まあ！ありがとう！！ＬＩＮ●交換しましょう？」
沙乃「いいですよ～」
愛優「本当にありがとう！じゃあ、また明日！」
沙乃「あ、はい～。」

てなわけで、愛優さんと友達になった。
結構な美人さんだし、私なんかが友達なっていいのかな…？

-----------

愛優ｓｉｄｅ

ﾃﾝﾃﾚﾃﾝﾃﾚﾃﾝﾚﾝ♪

ﾃﾝﾃﾚﾃﾝﾃﾚﾃﾝﾚﾝ♪

ﾋﾟ

愛優「はい。」

？『成功した？』

愛優「私を舐めないでほしいわ。成功に決まってるでしょ？」

？『流石お姉ちゃん。すごいね。』

愛優「大体、貴女同じクラスなんだから私が行かなくても良かったんじゃないの？」

？『ごめんね。でも、こういうのは友達に裏切られた時の顔を見るのが楽しいんじゃない。』

愛優「ふふふっ。やっぱり貴女、性格捻じれてるわね。」

？『やだ、お姉ちゃんもでしょ？』

愛優「じゃあ、また家でね、麗奈。」

麗奈『うん、じゃあね。お姉ちゃん。』

ﾌﾟﾂｯ